Amazon Music HDアプリに排他モード機能が追加!これでmora qualitasに比較して圧勝!?

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「Amazon Music HD」に排他モード機能が追加!

「Amazon Music HD」に排他モード機能が追加!

国内でサービス展開を行っているハイレゾ定額ストリーミングサービスの雄(といっても、現時点ではアマゾンとmoraの2つだけですが)である、「Amazon Music HD」のWindows版デスクトップアプリに、音声の出力先を切り替える機能、および「排他モード」機能が追加されました!

特に、「排他モード」機能の実装は、オーディオ愛好家を中心に切望されていた機能。これがないために、「Amazon Music HD」が誇る圧倒的なハイレゾ音源の曲数のメリットを生かせず、曲数では大幅に劣りながらも、最初から排他モードを実装している「mora qualitas」のほうがよいという意見も根強かったほどです。

これで「Amazon Music HD」と「mora qualitas」の勝負はついた?

ネット上では、これで「Amazon Music HD」と「mora qualitas」の勝負はついた、という意見も見られるほどです。

さて、これが本当なら、ハイレゾストリーミングの世界を大きく広げる分岐点になるほどの出来事です。アマゾンの影響力の大きさを考えると、おおげさではなく。

大雑把なポイントとして、どうやらASIOではなくWASAPI対応な模様です。また、Windows版から実装が始まっていますが、Mac版がいつ来るのかも焦点です。

うまく再生できない、という声がある一方で、しっかり排他モードを設定でき、しかも音質も納得できるレベルになったという声もあります。今後はさまざまな修正を経て、完成度を高めてくれるはずです。現時点では排他モードの安定性や対応性の広さでは「mora qualitas」が上回っています

「Amazon Music HD」が「使える」排他モードを実現できれば、「mora qualitas」の商売はかなり厳しいものになりそうな印象です。

あと、「mora qualitas」のような競合という話とはまた違いますが、「Amazon Music HD」のハイレゾデータを簡単に排他モード相当で再生できるらしい、デノン&マランツグループ(D&M)の「HEOS」内蔵機器の優位性が減退することにつながります。これまでこの点でメリットがあり、「HEOS」対応製品に一気に光が当たっていたD&Mは、予想されていた事態とは言え、かわいそうかもしれません。

「Amazon Music HD」の排他モードに関する情報はまだ少なめ

どうやら3月1日ごろから実装が開始されていたようですが、アマゾンが公式発表するでもなく、いずれかのニュースサイトが報道することもなかったので、まだβテスト段階、あるいは、意図的、間違いも含めたリーク説などもありました。

排他モードを実行するのに、やや複雑な手順を擁することもさまざまな憶測を呼びました。

(実行できるのはアマゾンのゲーム&PCソフトダウンロードストアで配布されているバージョン(7.11.0.2182)。Microsoft Storeで配布されているUWPアプリ版(7.10.0.2175a)ではまだ利用できない点)

また、いち早く排他モードを実行してみたユーザーの方々の体験談が、5chの専門板に上がってきているのですが、うまく操作できないことにはじまり、音が変になったとか、音が遅く再生されるといった数々の不具合が報告されており、一体これは何なのだ、という話にもなっています。

3月6日に、ようやくオーディオ・ビジュアル系ニュースサイト大手のファイルウェブがこのことについて
Windows版「Amazon Music HD」アプリに、音声出力切り替え/排他モード機能が追加
https://www.phileweb.com/news/d-av/202003/06/49852.html

として簡単に報道しました。これにより、「Amazon Music HD」の排他モード対応は確かなものであるとわかりました。

まだ詳しい使い方などは専門媒体では出てきておらず、いまのところ、まとまった情報が得られるのは5chの専門板
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/mdis/1578798684/
の646-以降が参考になります。

追記:AVウォッチでも記事になりました。
Amazon Music HDが待望の「排他モード」対応! 音質改善したのか聴いてみた
https://av.watch.impress.co.jp/docs/review/review/1240288.html

排他モード使用による音質向上を狙う重要なポイントは、送信される元データと全く同じデータをDACに送ることができる
ビットパーフェクト」ができるかどうかです。排他モード実装以前もできなくはありませんでしたが、
今後は以下の手順でより簡単にビットパーフェクト再生が可能です。

・既定の形式を再生したい音源のサンプリングレートと量子化ビット数に合わせる
・Amazon music HDアプリ上で、ラウドネスノーマライゼーションをOFFにする
・Amazon music HDアプリ上で、排他モードをONにする

ハイレゾ業界の今後の展望

これで、ハイレゾFLACの再生音のレベルが、ダウンロード購入したデータの直接再生と同等になれば、本当に定額ハイレゾストリーミングの新時代になったと言えそうです

いよいよ、アルバム1枚2千円などでダウンロード販売しているe-onkyoのようなハイレゾ販売サイトが危うくなりそうです。

それでも、e-onkyoのようなハイレゾ販売サイトはハイレゾストリーミングにはまだできない、DSD販売という道も残ってはいますが。「Amazon Music HD」はDSDストリーミングまでは手を広げないでしょうし。

まずは、「Amazon Music HD」の直接の競争相手である「mora qualitas」が終わってしまうのか、ということが注目です。

「Amazon Music HD」は排他モードがないから無料体験も申し込んでいなかったと言っている人も多くいました。彼らが無料体験を申し込む条件が揃いつつあります。今後は、PCオーディオにより知識のある人の経験談が増えることも予想されます。一度無料体験を申し込みつつも、排他モードがないために退会した人の再入会も予想されます。

なかば強制的に屋内で音楽を聴くことが増えそうな現状だけに、排他モードが加わった「Amazon Music HD」にいっそう注目したいところです。

※Chordの機器ではうまく動作している模様。

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