FiiO UTWS1 TWS化レシーバー RMCE-TW1と比較しての違いは?

Bluetoothレシーバー

FiiO UTWS1 完全ワイヤレスイヤホン化Bluetoothレシーバー

エミライは、同社が取り扱う中国・FiiOの、イヤホンを完全ワイヤレス化できるBluetoothレシーバー「UTWS1」を、4月24日より発売。オープン価格で、税抜7,900円前後での実売が予想されます。

MMCX規格の端子を搭載した有線イヤホンに接続することで、有線イヤホンを完全ワイヤレスイヤホン化できるBluetoothレシーバー(アダプター)です。

FiiO UTWS1の内容

Bluetooth用のチップ(SoC)には、Qualcommの「QCC3026」を採用。これにより、対応スマホなどとの接続で左右間の音切れを大幅に低減できる「True Wireless Plus」モードも利用可能なのが特徴です。

安定した通話と音楽再生を実現するというカスタム仕様のBluetoothアンテナを搭載。通常の機器との接続時の通信安定性にも配慮しています。

BluetoothはVer.5.0。対応プロファイルがA2DP、AVRCP、HSP、HFP、対応コーデックがAAC・aptX・SBCをサポート。

マイクにはQualcommのcVc noise cancelling technology対応マイクを内蔵しており、騒がしい環境下でも鮮明な通話が可能。

左右それぞれにマルチファンクション対応の物理ボタンを搭載し、電源オン/オフや音楽再生、通話など一通りの操作が可能。また、左右を別のヘッドセットのように使用できる個別モードや、バイノーラルモードが選択できます。音楽用としてだけでなく、通話用ヘッドセットとして片耳使用などでも活躍できるでしょう。

耳掛けワイヤー部分は高強度チタン形状記憶合金で、いわゆるシュア掛けが可能。ナノコーティングによる防水性も備えています。

質量は6.5g(片側)。充電時間は約1.5時間で、8時間の連続再生が可能。充電用はUSB micro B端子。USB-Cではないのは少し残念なところ。micro Bケーブルと、特別設計のキャリングケースが同梱。最近の完全ワイヤレスイヤホンにはたいてい付属してくる専用充電ケースはありません。

Shure「RMCE-TW1」と比較しての違いや共通点は?

同時期に発売される完全ワイヤレスイヤホン化できるBluetoothレシーバーとしては、Shureの「RMCE-TW1」(24,800円)があります。

ShureのMMCX規格の有線イヤホン「SE215」と接続するセットが「AONIC 215」が29,800円ですでに発売されていて、大きな話題になっています。

とにかく、MMCXでの完全ワイヤレスイヤホン化できるBluetoothレシーバーとして、両機は競合していると言えるでしょう。いずれもやや大きめのサイズで、シュア掛けできる点も似ています。

いずれもBluetoothはVer.5.0。対応プロファイルがA2DP、AVRCP、HSP、HFP、対応コーデックがAAC・aptX・SBCをサポートと、基本的なスペックは同様。操作は本体の物理ボタン式。

「RMCE-TW1」のSoCは公開されていませんが、「True Wireless Plus」モードは搭載していません。

「RMCE-TW1」の内蔵バッテリーでの連続再生時間は8時間、ケース充電では24時間分(8時間×3回分)の使用が可能。充電ケースはUSB-C端子。バッテリー周りのスペックでは「RMCE-TW1」が有利と言えるでしょう。

「RMCE-TW1」はスマホの無料アプリ「ShurePlus PLAY」で、パラメトリックイコライザーと外音取り込みのレベルを設定することが可能。「UTWS1」には専用アプリも外音取り込みも専用イコライザーもありません。

2つの違いや差を考慮してのおすすめユーザーや使い方

価格的には約8千円と約2.5万円と大きく開きがあります。この価格差は、あまり機能や性能面での差につながるというよりも、Bluetoothレシーバー部のアンプ部分の能力の差による点が大きいようです。

シュアはBluetoothレシーバー部のアンプ部分の設計や音質の高品位さを打ち出している面があるからです。その背景として、「RMCE-TW1」を接続するシュアの想定モデルが駆動力の必要な高級イヤホンである「SE846」を含んでいるからのようです。

実際、「SE846」やそこまでいかなくても「SE535」といったシュアの高級イヤホンと接続しても「RMCE-TW1」は十分に音がよいという評価はすでにネット上に上がってきています。

ただ、そこまでの高級イヤホン(低インピーダンスであったり、BA多ドラやハイブリッド型など)でなければ、「UTWS1」でも十分ということはあり得ます。

かなり価格は違うだけに、購入ユーザー層はあまり重ならないでしょう。専用アプリ、外音取り込み、専用イコライザーが気になるなら「RMCE-TW1」ですが、価格差ほどの違いの決定的な要因になるかは微妙でしょうか。イコライザーならスマホの任意のアプリで代用できそうですし。

「UTWS1」は数千円からせいぜい数万円くらいまでのMMCXイヤホンを完全ワイヤレス化できる手軽なアダプターとして幅広くおすすめできるのではないでしょうか。

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