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HiBy FD1 レビュー情報・iBasso DC03/04との比較・違いなど

DAC

HiBy FD1 バランス接続対応USB DAC/ヘッドホンアンプ

飯田ピアノは、HiByブランドのポータブルオーディオプレーヤー「R2」と、バランス出力に対応するUSB DAC「FD1」を2月19日に発売しました。価格はいずれもオープン。店頭予想価格は、R2が12,000円前後(税別)、FD1が9,100円前後(同)。

FD1は、R2と組み合わせて利用することを想定して開発したとする小型のUSB-DAC/ヘッドホンアンプ。そのため、外観デザインやサイズをDAPのR2と揃えてあります。外形寸法は61.5×61.5×9.5mm(縦×横×厚さ)。重量は71.5g。ボディにはアルミ合金を採用しており品位感も備えています。

R2についてはこちらで紹介しています。

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HiBy FD1 内容・特徴

FD1のDACチップはESSテクノロジーのES9118を2基。DSD128までのネイティブ再生に対応。音声出力は3.5mmアンバランス出力と2.5mmバランス出力に対応。電源はUSBバスパワー。

超低位相ノイズを備えた2基のアクティブ⽔晶発振器を搭載。44.1および48kHz系のシステムクロックを個別に処理。ジッターを低減。

HiBy OSのほか、Android、iOS、Windows、mac OSに対応し、スマホ/PC/タブレットなど幅広い機器と接続してUSB-DACとして利用できます。スマホアプリHiBy Music使用時のUSB接続を最適化するHQUSBオーディオアクセスモードも搭載。USB Audio 1.0/2.0の切り替えスイッチも搭載。

USB-C to Aケーブル、USB-Cケーブル2種(L字/ストレート)などが付属。スマホなどと張り合わせるための粘着シートも付属。

価格が近い競合機の人気製品としてはiBasso DC03/04あたり

似たような価格でコンパクトなUSB-DAC/ヘッドホンアンプというとiBassoのDCシリーズ(現行機はDC03とDC04)があります。あちらのほうが少し安くコンパクトですが、本機にはDCシリーズ(をはじめとするUSBドングル型の小型USB-DAC/ヘッドホンアンプ全般)にはないアドバンテージがあります

まず、イヤホンジャックが標準状態で3.5mm、2.5mmバランスの両方に対応。iBassoのほうはDC03が3.5mmのみ、DC04が4.4mmバランスのみに対応と、同時に両方の出力形式には対応していません。これはUSBドングル型の本体サイズの制約も関係あるでしょう。FD1は2種類の端子を配置できる場所的な余裕がありますから。

また、これも場所的な理由も関係していそうですが、iBassoのほうはUSB-DAC側に操作ボタンはなく、音量操作などはすべて接続した機器で行わなければなりません。

FD1には本体にボリュームボタンと再生・停止ボタンがあるので手元で操作できます。

さらに、iBassoのUSB-DAC側のケーブルは直出しの一方、FD1はFD1側にもUSBポートが付いており、ケーブル着脱が可能です。これにより、USB-DAC側根本でのケーブルの断線の心配はなくなっています。ケーブル交換による音の違いを楽しめるという面もありましょうが、この価格やデジタルデータの伝送という点からはあまり関係ないこととは思います。

総じて、iBasso(や類似のUSBドングル型モデル)では端子や操作面での使い勝手に難があると感じていた向きにも適しているようなコンパクトUSB-DAC/ヘッドホンアンプなのではないでしょうか?

iBassoの2モデルについても紹介しているので参考にしてみてください。

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購入者などのレビュー・感想は少なめ

購入者などのレビュー・感想については発売直後のタイミングではまだあまりありません。このあたりはこのジャンルの定番となっているiBassoとは異なります。

それでも、国内発売前に購入したという方の個人ブログでのレビューがあり、参考になりそうです。

https://www.torachanblog.com/2020/11/hiby-fd1.html

国内発売後にはアマゾンにもレビューが出始めています。

https://amzn.to/3b63tbK

購入者などのレビュー・感想(ツイッター)

音質について

音については価格を考えるとそう多くは望めないものの、スマホ直差しでイヤホンやヘッドホンを聴いている人にとっては相当な音質向上が望めそうということでよさそうです。バランス接続を既存の環境に活かして手軽にバランス接続(2.5mm)を楽しみたい方にも好適なのではないでしょうか(ポータブルヘッドホンアンプ+HiBy)。

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