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Luxury&Precision W1とW2を比較しての違いは?

ポータブルヘッドホンアンプ

Luxury&Precision W1とW2 USBドングル型USB-DAC・ポタアン

Luxury&Precisionは海外で先行して発売していたUSBドングル型のUSB-DAC・ポタアン「W1」と「W2」の2モデルの国内発売を決定。

いずれも5月14日より発売。オープン価格で、それぞれW1は税込29,700円前後、W2は税込39,600円前後での実売が予想されます。

DAP開発技術やチューニング経験などを活用して開発されたという、記念すべきブランド初のポータブルUSB-DAC。

W1とW2を比較しての違いと共通点を解説

両モデルはサイズ・重量が同じで、基本的に端子や機能も同じ。そこで、両モデルは何が違うのか、同じなのかを紹介し、どちらをどう選ぶかの検討に役に立てるようにします。

サイズ、重量、端子は同じ

両製品ともに外形寸法は60W×22H×12.5Dmmで、質量は22g。カラーはW1がシルバー、W2がブラック。上位モデルのほうが金属的なシルバーを、下位モデルのほうがシンプルなイメージのあるブラックを当てることが多いのがオーディオ機器ですが、ここでは一般的なイメージとは逆です。

入力端子はUSB-C、出力端子は3.5mmと4.4mmを搭載。4.4mm端子には日本ディックス製のPentaconnジャックを採用。これも両方同じ。USBドングル型のUSB-DAC・ポタアンで上位と下位がある場合、下位はバランス端子を省くとか、接続ジャックの品位を変えるといった差別化を行う場合がありますが、この2モデルでは統一。

DACチップは同じも搭載個数が違い

どちらもシーラスロジック製DACチップ「CS43198」を搭載していますが、W1は1個W2は2個搭載。DACチップは同じ性能のものを使う場合、1個よりも2個使ったほうが物理特性も良くなりますし、音も良くなると言われています。

DAC機器にとってはまさに心臓部であり、ここでの違いは大きいものでしょう。

MP3/WMA/FLAC/WAV/DSD/APEファイルの再生に対応。再生ファイルの種類や対応ビットレートなどは共通。

物理スペックにも違い

DACチップの個数やそれに伴う回路設計の違いなどにより、両モデルの物理スペックには違いがあります。

W1のS/Nは128dBで、定格出力(32Ω)/THD+Nは3.5mm使用時が125mW/0.00055%@32Ωで、4.4mm使用時が220mW/0.00025%@300Ω。

W2のS/Nは131dBで、定格出力(32Ω)/THD+Nは3.5mm使用時が125mW/0.00048%@32Ωで、4.4mm使用時が230mW/0.00012%@300Ω。

注目されているのはW2の数値で、USBドングル型のUSB-DAC・ポタアンとして最高水準と言われるほどのハイスペックになっています。

ただ、W1も相当にスペックは高く、一般的には十分な水準です。

W2が音質的に上回るのは当然?

どちらも、最新のUSBドングル型のUSB-DAC・ポタアンとしてハイスペックであり、正直、どちらを選んでも、スマホ直挿しからの大幅な音質アップには大きく貢献できるでしょう。

すでに海外から購入した方などの感想では、W2はW1よりも音質面ではやはり上回っているとの感想ですが、当然予想されることでもあります。

結局、USBドングル型のUSB-DAC・ポタアンにどこまでの予算をかけて高音質化を狙うかということであり、その判断は個人に委ねられるでしょう。

どちらもこのタイプのヘッドホンアンプとして高品位

どちらも、USBドングル型のUSB-DAC・ポタアンをはじめて購入する人に勧めるには高価です。はじめて購入するような方にはiBassoなどの1万円前後のクラスが勧められるでしょう。

ただ、そうした入門機を買っても、もっと上位クラスが欲しくなることはあるわけで、そうした欲求が起こりそうであると最初から感じるのであれば、これら2モデルも選択肢に入ってくるでしょう。

両モデルのいずれかを買えば、大抵のユーザーは納得できる高品位を備えていそうではあります。

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