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Nakamichi LIVE TW150NC ナカミチ初の完全ワイヤレスイヤホン!?

完全ワイヤレスイヤホン

Nakamichi LIVE TW150NC ナカミチ初の完全ワイヤレスイヤホン!?

往年の国内オーディオブランド・Nakamichi(ナカミチ)の名を冠したノイズキャンセリング搭載完全ワイヤレスイヤホン「LIVE TW150NC」が、9月中旬に発売されます。価格は15,180円(税込)。

ナカミチは、伝説的なカセットデッキ「DRAGON」や、チェンジャータイプのCDプレーヤーなどで一時代を築いたオーディオブランドです。しかし、1990年代に経営が悪化し、ついには2002年に民事再生法が適用。2008年に国内の販売が終了。現在は海外企業がブランド権利を保有しており、ナカミチブランドとロゴを付けたオーディオ関連製品を発売しています。

なじみのあるところでは、バナナプラグが販売されています。似ている話としては、サンスイブランドの状況があります(あそこも現在は別の会社が権利を取得して、ゼネラルオーディオ機器などにサンスイブランドを付けて販売しています)。

そのような経緯ですので、ナカミチブランドで完全ワイヤレスイヤホンが発売されてもおかしくない状況ですし、往年のナカミチを知る人にとっては複雑だとしてもこれが現実です。

「LIVE TW150NC」の内容

「LIVE TW150NC」自体は、ノイズキャンセリング搭載完全ワイヤレスイヤホンとしてはまずまずの価格に実用的には十分と思える性能・機能を搭載した好モデルのようです。

アクティブノイズキャンセリング機能のノイズ減少値は-28dB。際立って高くはありませんが、特に低いというわけでもありません。Bluetoothは5.0、コーデックはSBC/AAC/MSBCに対応。

音質や接続安定性に関わるBluetoothチップについては不明です。一般に自社でBluetoothチップを開発しない(できない)メーカーがノイズキャンセリング搭載完全ワイヤレスイヤホンを作る場合は、ノイズキャンセリング機能を内蔵した、クアルコム製のチップを使うことが多いのですが、本機の場合、クアルコム製なら対応しているはずのaptXコーデックに対応していないので、どうやらクアルコム製チップではないようです。

10mm径ドライバーを搭載。特に振動板素材がどうこうといったアピールポイントはないようです。出力音圧レベルは101.8dB(±3dB)、再生周波数帯域は20Hz – 20kHz。インピーダンスは32Ω(±15%)。イヤホンの質量は5.4g。イヤーピースは3サイズが付属。

操作は物理ボタンのようで、〇と+と刻印されているのが目立ちます。確実な操作と操作感を重視しているのでしょう。本体はIPX5防水仕様で、雨の日や運動中でも使用できるのもポイント。

デュアルマイクを内蔵し、ハンズフリー通話も可能。Siri、Googleアシスタントにも対応します。

バッテリー持続時間は本体6時間、充電ケースと併用して連続再生最大30時間。15分の充電で2時間再生可能な急速充電にも対応します。

往年の「ナカミチ」は別のところで健在

一部のニュース記事で「高音質のオーディオ製品を作ってきた “Nakamichi” のDNAを受け継いでいるだけあり、音作りにもこだわって作られています。」

“ナカミチ”ブランドの完全ワイヤレスが日本上陸!しかもノイキャン付きだ! - ライブドアニュース
“Nakamichi(ナカミチ)”と聞いてピーンときた人は、かなりのオーディオ好きでしょう。かつて高級カセットテープなどで名を馳せた日本のオーディオブランド(現在は海外企業がブランド権利を保有)が再び日本にや

とあるのは、なんとも複雑な気分です。当時のナカミチの関係者が在籍して少しでも設計に関わっているなどといったことがあるのでしょうか?

なお、もともとのナカミチで設計技術者と代表取締役を務めていた中道仁郎氏は1998年に、新たなオーディオブランド「Niro Nakamichi」を設立。現在も運営されています。

http://niro-nakamichi.com/

「Niro Nakamichi」は残念ながら往年のようなカセットデッキやCDプレーヤーは作っていませんが、高級スピーカーやアンプを作っています。ナカミチのDNAは受け継がれています。

サンスイのほうは、設計者たちはサンスイのアンプを修理する会社を立ち上げましたが、新モデルを発売するメーカーにはなっていません。

サンスイやナカミチを懐かしがっても先に進まないでしょうか?(完全ワイヤレスイヤホン+Nakamichi)

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