※当サイトはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイト、Yahoo!ショッピングなどの各種アフィリエイトプログラムに参加しています。記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が当サイトに還元されます。
※当サイトはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイト、Yahoo!ショッピングなどの各種アフィリエイトプログラムに参加しています。記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が当サイトに還元されます。

PW AUDIO 「AK TO 4.4F」Astell&KernのDAPを4.4mmバランス接続可能にするアダプター!

オーディオアクセサリー

PW AUDIO 「AK TO 4.4F」 Astell&KernのDAPを4.4mmバランス接続可能にするアダプター

サイラスは、同社が取り扱う香港・PW AUDIOの4.4mm変換プラグ「AK TO 4.4F」(ストレート型)、および「AK TO 4.4F L」(L型)を、6月12日より発売します。オープン価格で、「AK TO 4.4F」が税抜11,000円、「AK TO 4.4F L」が税抜12,000円での実売が予想されます。

名称のAKはAstell&Kern製品との接続が可能であることを示していて、Astell&Kernが発売している2.5mmバランスイヤホン端子を搭載したDAPと接続して、4.4mmバランスイヤホン端子に変換するアダプターとなっています。

メス側(イヤホン・ヘッドホン側)端子には高信頼性の定番品である日本ディックス製4.4mmジャックを採用し、オス側(DAP側)は2.5mmバランス+3.5mmGND。アルミ削り出しの筐体など高精度なパーツを使用。優れた耐久性と高音質を実現したとしています。

ブランドの設立10周年を記念して開発された製品

ブランドの設立10周年を記念して開発された製品。これが10周年記念?と思う向きもありそうですが、イヤホンケーブルやプラグなどの周辺機器を多く手掛けているメーカーであるので、妥当な製品でしょう。

Astell&KernのDAPを4.4mm端子対応化できるのは大きい!

というのも、Astell&KernのDAPは、非常に音質的評価は高いながらも、何らかの理由で、DAPでの採用が世界的に増えてきている4.4mm径端子に対応する気配がないのです。このことが気に入らずに、他メーカーのDAPに走っているユーザーもいるほどの問題のようです。

だからといって、2.5mm端子を4.4mm端子に変換するプラグやケーブルもありますが、心細いほど小さい2.5mm端子をより大きい4.4mmに変換すると見た目が悪いだけでなく、非常に不安定な印象です。

この製品はそのあたりの問題も分かったうえで、Astell&KernのDAPの3.5mmと2.5mmの両方の端子に接続する形で安定性を図っています。端子の間隔の問題もあり、Astell&KernのDAP専用となるマイナスはありますが、Astell&KernのDAPで、安定性の高い4.4mmバランス端子への変換プラグを探していた人にとっては有力な選択肢になれそうです。

今後もシリーズ製品を拡充予定

なお、シリーズ製品として、今後Chord Electronics「HUGO」や「HUGO 2」、ソニー「PHA-3」などと接続可能な変換プラグを発売していく予定としています。

ソニー「PHA-3」(生産完了品)も音質は好評ながらも、バランス接続の端子が現在一般化しているタイプではないのが今となっては弱点だけに、これを4.4mmに変換してくれるプラグの登場は、ありがたいユーザーは少なくないでしょう。

「HUGO」や「HUGO 2」はそもそもバランス端子を搭載しない3.5mm専用機ですので、4.4mmバランス端子への変換プラグを用意してもバランス接続にはならないと思うのですが、それでも意味があるから出すのでしょう。

コメント