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Questyleが日本撤退 QP2Rなどの中古・修理・サポートにも影響

DAP

Questyleが日本撤退 修理・サポートにも影響

Questyle Audio Technology社(以下、Questyle)は、日本市場での販売終了を2021年4月23日に発表。5月31日をもって、日本総代理店のfinalとの代理店契約も終了すると発表しました。

Questyleは日本撤退の理由について、「新型コロナウイルス感染拡大の影響、またDACチップ等の部品の入手が困難な状況が続くため生産及び開発が困難になった」と説明しています。

finalが取り扱うQuestyleの全製品も4月23日をもって出荷を終了とのこと。

製品のサポートについても5月31日で終了するため、6月1日以降はメーカー本国窓口(info@questyle.com)の対応になると案内していることにご注意ください。

Questyleの復活を希望します

Questyleは日本国内では個性的で高音質なDAPでポータブルオーディオ愛好家の間では有名でした。

とくにポータブル初のフルディスクリート純A級アンプを搭載し、旭化成エレクトロニクス社のフラッグシップDACチップ(2017年当時)「VERITA AK4490」を搭載したハイレゾDAP・QP2R (2017年発売・現在の税込み実売価格9万円程度)が、日本のオーディオ愛好家には印象的でした。

そのほか、据え置き型のDAC/ヘッドホンアンプCMA 400i、CMA 600iも販売されていました(両機ともAK4490を搭載)。

現在でも個性的な内容を備えているため、発売4年を経ても現行機として販売されていたQP2Rも残念ながら国内では終売。今後は国内での修理など、アフターフォローも無くなり、本国との対応になってしまいます。

そういう点で、QP2RなどのQuestyleのDAPの今後の購入は、中古も含めて、ユーザー側の対応が難しくなることは念頭に置かざるを得ないでしょう。

QP2Rは旭化成のDACを使っていたことも災いしました。本国での本機の販売継続も困難であり、旭化成のDACチップを使わないDAPの新開発が必要でしょう。

QuestyleはDAPも据え置き機も独自の価値が感じられるメーカーであり、日本国内での販売復活が望まれます。

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