SONY WF-SP800N NC完全ワイヤレス!WF-SP700Nと比較しての違いは?

完全ワイヤレスイヤホン

ノイズキャンセリングに対応したスポーツ向け完全ワイヤレスイヤホン「WF-SP800N」

ソニーは、防水防塵やノイズキャンセリングに対応したスポーツ向け完全ワイヤレスイヤホン「WF-SP800N」を6月27日に発売します。ブラック/ホワイト/ブルー/オレンジの4色を用意し、オープン価格で税抜き24,000円前後での実売が予想されます。

2018年に発売された「WF-SP700N」(発売当初の税抜き実売価格:23,000円)の後継機。スポーツ向けモデルの完全ワイヤレスイヤホンとして世界で初めてデジタルノイズキャンセリング機能を備えた記念碑的なモデルです。

「WF-SP800N」と「WF-SP700N」を比較しての基本的な違い

「WF-SP800N」では「WF-SP700N」の基本的な機能性を踏襲しながら、随所で高性能、高機能化を果たしています。「WF-SP700N」と比較しての違いも交えながら、「WF-SP800N」の内容・特徴をご紹介します。

ノイズキャンセリング性能と機能

まず、ノイズキャンセリング性能はソニーの社内基準の5つ星のうち、3つ星レベルとしていて、ノイズキャンセリング性能を重視した5つ星の上位モデル「WF-1000XM3」ほどではなく、「WF-SP700N」同等以上くらいのようです。これは、ノイズキャンセリング用のチップに、WF-1000XM3のようにソニー独自チップではなく、汎用品を用いていることも関係しているようです。

外音取り込み機能も「WF-SP700N」同様に備えていますが、取り込みレベルの調整は「WF-SP700N」の2段階から本機では20段階と細かくし、使い勝手が向上しています。

ユーザーの行動を検知し、最適な外音取り込みモードに自動で切り替える「アダプティブサウンドコントロール」機能も引き続き搭載。止まっている時はノイキャン、ランニング時は外音取り込み、などといった動作切替を行うことができます。イコライザーの設定も行えます。

「アダプティブサウンドコントロール」機能では新たに従来の行動検知に加え、位置情報に応じた設定も可能になりました。これにより、自宅にいる際の設定と、ジムにいるときの設定などを、自動で切り替えるといったことができます。

本体にタッチすることで瞬時に周囲の音を確認できる「クイックアテンション」も搭載。

防水・防塵性能

防水性能は「WF-SP700N」がIPX4相当だったところから、IP55相当の防水防塵へと向上(ただし、本体のみ)。運動後には水洗いもできるようになり、また、屋外での砂などへの耐久性も向上しています。スポーツ用のイヤホンとしておおいに使い勝手が向上したと言えるでしょう。

なお、音導管部分は非防水のため、水が入ったら水を抜く必要があります。

サウンド面

スマートフォンアプリ「Headphones Connect」と連携しての音質調整にも引き続き対応。イコライザーはプリセットだけでなく、マニュアル設定も可能。カスタム設定として記憶も可能。

イヤホンとしては、重低音を重視した“EXTRA BASS”シリーズに属する音作りを採用しているのは同様。サウンドチューニングは変わっている可能性はあります。ドライバーには6mmドーム型ドライバーを搭載。標準状態ではフラットではなく、低音重視のサウンドですが、イコライザーで好みのバランスに変更できるので、それほど問題ではないでしょう。

Bluetooth面

対応コーデックはAAC/SBC。片耳だけでの使用や、ハンズフリー通話にも対応。Googleアシスタントにも対応。音楽再生用としてだけでなく、ヘッドセットとしても自在に使えます。

なお、「WF-SP700N」では左イヤホンが親機になるので、左イヤホン単体での運用はできますが右イヤホン単体では使用できませんでした。

「WF-1000XM3」にも採用している、ソニー独自の左右同時伝送方式を新たに採用。送信機器を選ばずに安定した接続が行え、動画視聴においても遅延が少ないといったメリットがあります。「WF-SP700N」に比較して接続安定性や低遅延性という点では大きく改善が見込めます。

バッテリーや装着性

バッテリー性能は、ノイズキャンセリングオン時に本体のみで9時間、加えて、ケース充電1回で合計18時間。ノイズキャンセリングオフ時では本体13時間とケース充電1回分の計26時間。また、10分間の充電で約60分使用可能なクイック充電にも対応。充電用のUSB端子は新たにType-Cを採用。

最大3時間の連続再生に対応し、付属のケースで本体を2回充電できる「WF-SP700N」から大幅にロングバッテリー化しています。

激しい運動だけでなく、通勤中などふだんの生活でも外れにくいアークサポーターを引き続き付属。アークサポーターはM/Lの2サイズを付属。イヤーピースはハイブリッドイヤーピースをSS/S/M/Lの4サイズが付属。

「WF-1000XM3」と同じく耳の3点で支える独自の「エルゴノミック・トライホールド・ストラクチャー構造」を新たに採用。「WF-SP700N」よりも外れにくく快適な装着性を実現できているようです。

「WF-SP800N」がおすすめのユーザーは?

「WF-SP700N」ではノイズキャンセリング機能やデザイン面などによって日常生活との両方のシーンで使えるモデルだとソニーはアピールしていました。要は汎用性の高さをアピールしていましたが、一方では中途半端という印象もありました。ブラック/ピンク/イエロー/ホワイトの4色とカラバリも異なっていました。

今回は、それを踏まえたのか、性能的にはスポーツ用途に振って強化した印象。一方、外見やカラーリングはスポーツ用の色合いが強いものと、日常で使えそうなカラーの両方をうまく揃えている印象。

ノイズキャンセリング搭載完全ワイヤレスイヤホンとして、幅広いユーザーに適したモデルに思えます。ただ、高性能なノイズキャンセリングを搭載した「WF-1000XM3」が近い価格で買えるので、「WF-SP800N」については、本機の特徴である防水・防塵性能やスポーツ時などに外れにくいといった特徴が必要な方により適しているように思えます(完全ワイヤレスイヤホン+SONY)。

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