中国の1moreから、ブランド初のLDAC対応完全ワイヤレスイヤホン「EVO」が海外発売されています。中国のオフィシャルストアでは999人民元(約19,000円)で販売されています。
1BA+1DDハイブリッド構成と、LDACコーデック対応が特徴の音質追求型モデル。最大42dBのノイズをカットするQuietMax技術(ハイブリッド型ANCに1more独自の技術をプラス)を採用した、アクティブノイズキャンセリング機能も搭載。複数のノイズキャンセリングモードから選べます。また、自動でモードを切り替える動作にも対応しています。
外音取り込みモードも装備、DNNアルゴリズムと3マイクによるクリアな通話品質、IPX4の防水性能も謳っており、汎用性の高いモデルとなっているようです。SoundIDなどの機能が利用できる1MORE MUSICアプリにも対応。
3Dセラミック素材を使用した流線型のイヤーシェルは、美麗な仕上がり。充電ケースもマットでつや消しが施された高級感のある質感で、モノとしての価値にもこだわっている設計のようです。
ハイブリッド型構成を採るイヤホンは得てしてサイズが大きく、重くなりがちですが、本機では、一般的なサイズと、片側5.7gという軽量も実現しています。
1BA+1DDハイブリッド構成により、高域再生は40kHzをクリア。Hi-Res Audio Wireless認定も取得しています。
連続再生時間は、約5.5時間(ANCオン)、最大20時間再生が可能&ワイヤレス充電対応のバッテリーケースが付属します。
以前はハイコスパなイヤホンでポータブルオーディオ業界を席巻していた1moreですが、このところ、影が薄い印象もありました。しかし、このモデルは、高音質志向の完全ワイヤレスイヤホンのトレンドをしっかり押さえつつ、価格も程よく、再生音質が良ければ、日本でも評価されそうな雰囲気です。国内での発表、発売が待たれるところです。