ag WHP01K ブランド初のヘッドホン!レビュー・感想情報も

ag WHP01K ブランド初のワイヤレスヘッドホン

finalは、自社ブランド「ag」より、ハイブリッドノイズキャンセリング機能を搭載したブランド初のワイヤレスヘッドホン「WHP01K」を3月5日に発売しました。価格は9,800円。本体カラーはBLACK、DARK GRAY、CREAMの3色。

マニアのサブ機としてふさわしい音質を目指した

「マニアのサブ機としてふさわしい音質を目指した」Kシリーズのワイヤレスヘッドホンで、agブランドとしては初のヘッドホン製品。

ハウジング外側に加え、内側にもセンサー(マイク)を搭載するハイブリッドノイズキャンセリングを搭載。

WHP01Kでは、ドライバーの音響特性を徹底的に追求し、Bluetoothに起因する高音域の気になる部分のみ、わずかにイコライザーで補正するという独自の方法を採用。音質が変化しやすいワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホンながら「マニアの方にも十分に満足していただける音質とノイズキャンセリング性能の両立を実現」したというのが売り。

ノイズキャンセリング機能を単体で使用できる独立設計仕様で、音楽を聴いていない状態でもノイズキャンセリングを利用可能。防音性の高いイヤーマフとしても使えるほか、マイク機能とあわせて通話やテレワークでのオンライン会議などでも使用できる。

独自のフィット機構と折りたたみ収納可能

ハウジングが上下左右に柔軟に回転し、さまざまな頭部形状にフィットする機構を備え、特に隙間のできやすい耳の後ろ側にもピッタリとフィット。これにより、低音がしっかり聞こえる迫力あるサウンドになるだけでなく、音漏れも防止するとしています。低反発イヤーパッドで長時間の仕様でも疲れにくいとしています。

筐体は複数の異なる素材で構成されながらも一体となったデザインになるよう、素材や表面加工にこだわっています。ヘッドバンド部は折りたたみでき、コンパクトに収納可能。本体表面はマット仕上げ。

仕様など

再生周波数帯域は20Hz~20kHz。Bluetooth 5.0準拠で、コーデックは低遅延なaptX LLにも対応。そのほかコーデックはSBC、AAC、aptX、プロファイルはA2DP、AVRCP、HSP、HFPをサポート。マルチポイント接続も可能。

連続再生時間はアクティブノイズキャンセリングオン時で25時間、オフ時で35時間。充電時間は2.5時間。付属ケーブルを使うことで有線ヘッドホンとしても使用可能。USB Type-C充電ケーブルや、3.5mmの有線接続ケーブル、専用ポーチなどが付属。

finalのサブブランドagがついにヘッドホンにも進出

finalのサブブランドagがついにヘッドホンにも進出。final自身はハイエンドクラスのヘッドホンをいくつも出してきたほどで、高音質なヘッドホンでは一目置かれるメーカーではありますが、ごく一般的な価格帯でのヘッドホンは手掛けておらず、そのあたりの手腕が注目されます。

もっとも、finalはイヤホンでもかなり高級なイヤホンを中心にしていましたが、数千円クラスのイヤホンでも次々に実力機を開発することに成功し、現在では手ごろな価格のイヤホンを得意とするメーカーとさえ思われるようになったとさえ言えるでしょうから、今回の1万円クラスのヘッドホンへの進出もその製品の出来は十分期待できます。

ag WHP01K 購入者などのレビュー・感想の傾向

final/agブランドの人気というかが影響しているのか、本機はブランド初のヘッドホンながら、発売日から多くのユーザーが購入し、その感想もネット上に上がってきています。また、購入者だけでなく試聴感想も結構見られます。このあたりはイヤホン・ヘッドホン専門店に効率的に試聴機を配置できる体制をfinalが確立できていることも大きいのでしょう。

さて、購入者などの感想を見ると、この価格帯のワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホンとしては十分に及第点な内容と音質を備えているように見受けられます。

ただ、騒音低減性能、音質ともに、たとえば価格帯が上のソニーのWH-1000XM4あたりとは比べられないようですが、それはコスト面から当たり前でしょう。

とはいえ、音質面ではどうも聴き疲れしにくいチューニングのようで、あまり分解能の高さとか、全域でクリアな音という方向性ではないようです。また、音場も狭めなようです。

いわゆるオーディオ的な音ではなく、刺激性を避けた穏やかな音と言ってもいいようです。

騒音低減性能については及第点といったところのようです。

音以外の評価はとりわけ高い印象

音と関係ない部分では、装着感のよさを評価する人は多く、これについては価格の高さやブランド名とは関係ないことも多く、この点にこだわる人には注目できるかもしれません。

デザインやカラーリングについても評価する向きが多く、むやみに機能性を追わずにシンプルな操作性にした点も含めて、幅広いライトユーザーに適した使い勝手のよいワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホンの入門モデルといった印象でしょうか。女性への親和性の高さもたとえばソニーやボーズ、JVCあたりよりもありそうです。

大手メーカー相手でも1万円クラスの同価格帯のなかでは装着感やデザインなども含めてアドバンテージがありそうな印象です(ワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホン+ag)。

ag WHP01K 購入者などのレビュー・感想(ツイッター)

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