アリエクでの販売以来、ハイコスパな8インチAndroidタブレットとして、一部の格安中華タブレットの愛好家の間で評判になっていた「ALLDOCUBE iPlay 50 Mini Pro」が国内でも9月20日に発売されます(Amazon)。
定価は 23,999円ですが、クーポンコードを適用することにより、先着500名限定で 17,599円(27%)オフで販売開始されます(すでに終了)。
4G LTE通信が可能なSIMフリータブレット。既存モデルの「iPlay 50 Mini」(実売価格約1.4万円)の上位機。
ともに4G LTE通信が可能なSIMフリータブレットで、8インチ画面のAndroid13というのも同じ。上位の「iPlay 50 Mini Pro」のほうがCPU性能、メモリ(4Gから8Gへアップ 仮想は除く)ストレージ(64GBから256GBにアップ)、Bluetoothバージョン(5.0から5.2にアップ)、背面カメラ性能(500万画素から1300万画素)、バッテリー性能(4000mAhから5000mAh)が高まっています。
一方、Amazonプライムビデオなどで著作権保護された動画サービスを視聴する際の画質を左右する、Widevineのグレードについては既存モデルの「iPlay 50 Mini」のほうが高画質再生(HD以上)に対応している「L1」ですが、 「iPlay 50 Mini Pro」は低画質(SD)での再生となってしまう「L3」にグレードダウンしています。
OS:Android 13
ディスプレイ:8.4インチ(1920×1200・IPS・320cd/㎡)
プロセッサ:MediaTek Helio G99
(AnTuTu ベンチマーク v9 38万程度)
GPU:Mali G57 MC2
RAM:16GB(8GB + 8GB仮想)
ROM:256GB UFS2.1(microSDカード対応)
カメラ:背面1300万画素、前面500万画素
オーディオ:イヤホンジャック搭載、シングルモノラルスピーカー
通信機能:Wi-Fi a/b/g/n/ac/、Bluetooth5.2、FDDLTE(1/2/3/4/5/7/8/20/28AB/66)、TDLTE(38/39/40/41)、WCDMA(1/2/5/8)
SIM:Nano×2(2ndスロットはmicroSDと排他利用)
センサー類:GPS/Beidou/Galileo/Glonass、重力
その他 GMS認証、OTGサポート、Widevine L3
ポート:USB Type-C
バッテリー:5000mAh 18W急速充電対応
サイズ:202.7 x 126 x 7.5mm / 306g
OS:Android 13
ディスプレイ:8.4インチ(1920×1200・IPS・320cd/㎡)
プロセッサ:UNISOC T606
(AnTuTu ベンチマーク v9 26万程度)
GPU:Mali G57
RAM:12GB(4GB + 8GB仮想)
ROM:64GB UFS2.1(microSDカード対応)
カメラ:背面500万画素のみ
オーディオ:イヤホンジャック搭載、シングルモノラルスピーカー
通信機能:Wi-Fi a/b/g/n/ac/、Bluetooth5.0、FDDLTE(1/2/3/4/5/7/8/20/28AB/66)、TDLTE(38/39/40/41)、WCDMA(1/2/5/8)
SIM:Nano×2(2ndスロットはmicroSDと排他利用)
センサー類:GPS/Beidou/Galileo/Glonass、重力
その他 GMS認証、OTGサポート、Widevine L1
ポート:USB Type-C
バッテリー:4000mAh
サイズ:202.7 x 126 x 7.5mm / 292g
総合的にみて、新モデルで上位の「iPlay 50 Mini Pro」は「iPlay 50 Mini」よりもCPU性能やメモリ性能が高まっている分、ゲームプレイへの適性が高まっているのがポイントでしょう。
Amazonプライムビデオなど著作権保護された動画サービスを視聴するのがメインの場合は、おもに再生可能画質の面から下位の「iPlay 50 Mini」のほうがいいかもしれません。
どちらも内蔵スピーカーはモノラルと、サウンド面では違いがなく、また格安タブレット的な貧弱な装備です。本体内蔵のステレオスピーカーで楽しみたいという場合はこの2機種以外のもっと高額な他社モデルから選ぶことになるでしょう。