LDAC対応の完全ワイヤレスイヤホンはなかなか出てきません。世界初となるはずだったHiByのWH3はいろいろと問題があったためか、結局LDAC非対応のままで、LDAC対応アップデートも未定のまま。ただ、そのHiByから今度こそ世界初のLDAC対応完全ワイヤレスイヤホンとなりそうなWH2がつい先日発表されました。
となると、本家のソニーからも出てくるか、と思っているところに、意外なメーカーからLDAC対応の完全ワイヤレスイヤホンのニュースが。
あのAnker(アンカー)が「Soundcore Liberty 2 Pro 第2世代」という完全ワイヤレスイヤホンの新モデルで、LDAC対応を果たすと謳っています。
「Souncore Liberty 2 Pro 第2世代」は7月中旬の国内発売で、価格は13,980円と、価格も発表されています。LDAC以外は、Anker独自の同軸構造のドライバー「A.C.A.A」を採用、イヤホン単体で最大7時間、充電ケース込みで最大26時間持続、IPX4防水にも対応、というくらいの情報しか今はありません。また、このニュースを伝えている国内メディアが少ないという状況で、もっと他のニュースサイトの情報も欲しいところです。
「Soundcore Liberty 2 Pro 第2世代」も世界初のLDAC対応完全ワイヤレスイヤホンと謳っていますが、そうなると、HiByのWH2(本国で6月以降の発売予定)よりも早く海外で発売するということなのでしょうか。
じつはAnkerもこの製品の発売までに他社からLDAC対応モデルが登場しなければ、という条件付きで世界初をアピールしており、HiByが早い可能性はあります。
世界初のLDAC対応完全ワイヤレスイヤホンの栄誉にどちらのモデルが浴するのかも注目です。
10月7日から国内発売されると唐突に発表されました。価格は13,980円(税込)。この日までにはとっくにLDAC対応イヤホンの国内販売品はいくつも出ており(ソニー WF-1000XM4はじめ)、LDAC対応のインパクトはそれほどでもありません。アンカーとして初のLDAC対応完全ワイヤレスイヤホンも「Liberty Air 2 Pro」をすでに発売しており、本機はアンカー初のLDAC対応完全ワイヤレスイヤホンですらありません。
それでも本機はLDAC対応完全ワイヤレスイヤホンとしては珍しいハイブリッド構成であり、価格も手ごろなので十分に魅力的です。
アンカーは海外では「Soundcore Liberty 3 Pro」というまた別のLDAC対応完全ワイヤレスイヤホンを169ドルで出しており、LDAC対応完全ワイヤレスイヤホンと言えばアンカーというくらいに積極的です。LDAC本家のソニーにも廉価モデルを出すなどの展開を期待したいところです。