オーディオテクニカの開放型Bluetoothヘッドホン「ATH-HL7BT」(2021年11月発売・税込み実売価格2万円程度)がLDACコーデックへの対応を2022年3月25日付けのアップデートによって果たすそうです。3/25の午後以降にスマートフォンアプリ・Connectで本体のアップデートを行うことで可能になります。
これまではSBC・AACに対応していましたが、これで一挙にハイレゾコーデックに対応するBluetoothヘッドホンに大幅スペックアップします。
オーディオテクニカのBluetoothヘッドホンというと、LDACに最初から対応していた「ATH-M50xBT2」(2021年9月発売・税込み実売価格2.4万円程度)と価格差以上にLDAC対応の有無で大きな差が付けられている印象があっただけに、今回のアップデートで、その差は埋まったと言えるかもしれません。
「ATH-HL7BT」はリスニング寄りの開放型、「ATH-M50xBT2」はプロ用にも対応するモニターヘッドホンタイプの密閉型と、それぞれヘッドホンとしての基本的な持ち味が違うのですが、LDAC環境であればどうしてもこの2つだと「ATH-M50xBT2」を選びがちな面はあったかもしれません。
しかし、これからはLDAC環境のユーザーも、この2つを好みや使用環境で選ぶ幅が広がったのではないでしょうか。