オンキヨーホームエンターテイメントは2021年4月20日、Backbone labs(本社:アメリカ)が手がけるiPhone向けのゲームパッド「Backbone One」の国内取り扱いを開始すると発表しました。価格は1万2980円(税込み)。
オンキヨーが初めて取り扱いを開始するモバイルゲーミングデバイス
オンキヨーが初めて取り扱いを開始するモバイルゲーミングデバイス。
Lightningコネクタで接続するiPhone向けのゲームパッドで、iPhoneを両側から挟み込むようにして装着。ゲームボタンや十字キー、2つのジョイスティック、アナログトリガーボタンを搭載しており、携帯ゲーム機のようなスタイルでiPhoneでのゲームプレイが楽しめるというモバイルゲームの周辺機器。
App Storeで配信される「Minecraft」、「Asphalt 9:Legends」、「Call of Duty」といったタイトルに加え、Apple Arcadeにて配信されている100以上の様々なジャンルの多くのゲームに対応しているとしています。
キャプチャボタンを押すと、ゲームプレイを即座に記録し、InstagramストーリーやiMessageなどのSNSに投稿できる機能も搭載。また、ボイスチャット機能や、仲間がゲームのプレイを開始したことを伝える通知機能も備えています。
外形寸法は幅176.2~257.6mm、奥行き32.6mm、高さ93.9mm、重量138g。iPhone 6世代以降のiOS 13以降を搭載するiPhoneシリーズに対応。
Lightningコネクタを介してiPhoneから給電されるため、充電不要で使用可能。また、iPhone本体を充電しながらプレイできるのでiPhoneのバッテリーをむやみに消耗することも防げます。
オーディオ兼用の充電用Lightningポート、有線イヤホン・ヘッドホンが接続できる3.5mmオーディオジャックを備えています。
オンキヨーの経営が思わしくないなかでの発表なだけに、ネット上では迷走しているのではないか、オンキヨーは大丈夫なのか、といった声が聞かれます。
とりあえず、オンキヨー自身が開発した製品ではなく、販売代理店をするだけなので、この製品の販売に失敗したからといって直ちにどうこうとか、経営に大きな影響ということもないでしょう。
ただ、オンキョーの経営が大変なことは目を逸らせない現実でしょう。この製品が売れたからとてやはりオンキヨー全体をどうこうできるものでもないでしょう。
だからといって、今のオンキヨーをどうすればいいのか。いちオーディオ愛好家として、オンキヨー製品をいろいろ使ってきた身としても妙案は浮かびません。