B&Wの新たなフラッグシップスピーカーとして登場が期待される「800 D4シリーズ」がドイツのエレクトロニクスショップ「HIRSCH+ILLE」のウェブサイト上に「9月1日から入手可能」という情報がアップされたとファイルウェブの8/13付の記事で取り上げられました。
Bowers&Wilkins、9月1日に新スピーカーを発表か。独ショップサイトにティザー公開 https://t.co/L4cJcIIyuQ pic.twitter.com/GaW9k9xS1e
— PHILE WEB (@phileweb) August 13, 2021
これ以前から、国内のオーディオ情報サイト・avcatに、9月1日に発表されるだろうという海外情報が紹介されていたので、avcatの情報がより真実味を高めたかっこうです。
そのavcatの8/12付の記事で、今度は「800 D4シリーズ」のラインナップと価格のリーク情報とされるものが紹介されていました。
801 D4U: $35,000
802 D4: $26,000
803 D4: $20,000
804 D4: $12,500
805 D4: $8,000
HTM81 D4: $7,500
HTM82 D4: $5,500
FS-805 D4: $1,200
FS-HTM D4: $800
…順調に値上がっているようで、昨今のピュアオーディオを取り巻く環境の厳しさを物語っているようです。
ラインナップや価格情報のリークに関して、2chやツイッターでも反応があり、以下の2chまとめに両方がまとめられています。
やはり値上げを残念がる向きが多く、国内価格を考えるともう買えないという人もいます。また、価格だけでなく、見たところ、D3から劇的に変わっているとも思えず(経営体制がかつてとは変わったことで活発な開発が行われていないのでは、という判断も背景にあります)、買い替えの意義が薄いかも、という予想もあります。
B&Wのこれまでのスピーカー設計を厳しく非難するツィートも見られましたが、いずれにしても、B&Wの800シリーズが高級スピーカーの代表格として認識されているということは言えるでしょう。
800シリーズのミッドウーファーの何がヤバいって、インチ数が馬鹿正直にほぼダイアフラムの直径なんですよ。
だから状況はインチ数から想起するよりも、もう一段階酷い。(笑)— Arc_Acoustics @ designing “Ekta” (@Arc_Acoustics) August 14, 2021