KZの兄弟ブランドCCAから、本国価格が7ドルと千円以下のカナル型イヤホンCA2が発売。
アリエクスプレスの製品ページでは、KZの既存モデル・EDX、ZSTの名前が記されており、これらの機種の流れにあることをアピールしているようです。
構成はダイナミック型ドライバー1基本構成で、10mm径の複合磁気ダイナミックドライバーを採用。EDXでも使用されていたものと同じようにも感じますが、有名レビュアーの方の指摘では、似ているものの、異なるシャーシのものが採用されていることから、世代または仕様の異なるドライバーを使用していると推測しています。
ハウジングは透明な樹脂製で、EDXでは不透明だっただけに見た目の印象はかなり異なります。0.75mm 2pinでのリケーブルに対応。ケーブルはマイク付きも選択可能。カラーはクリア、レッド、イエローの3種類。
スペックとしては
再生周波数帯域:10Hz-20000Hz
インピーダンス:23Ω
出力音圧レベル:112dB
とEDXのインピーダンスが32Ωとは異なっています。EDXとの比較では、より鳴らすやすいインピーダンスに設計されているようです。
EDXも非常にコスパの高いイヤホンとしての評価をすでに確立していますが、本機もどれだけの実力があるのかが注目されます。
ほとんど同じ価格帯でEDXのバリエーション機のように出すということですから、EDXのサウンドとは意識的に変えている可能性も高そうです。
国内アマゾンでの発売を待ってみましたが、なかなか発売されません。国内発売後に本機の購入者レビューも増えてからEDXと比較検討するのもいいかもしれません。ただ、価格が安いので、細かいことは気にしないで買うのが楽にも思います。
また、他の比較対象として、これも1DDの格安機・TRN MT1の名も挙がっています。
(海外購入したイヤホン愛好家の方のブログレビュー)