バッテリー内蔵型DAC/ヘッドホンアンプの定番モデル、ChordのMojoがモデルチェンジ。Mojo 2となって2022年2月25日に発売されました。税込み価格は79,980円。
外形寸法は約83×22.9×62mm(幅×奥行き×高さ)、重さは単体で約185g。ビードブラスト加工された航空機グレードの堅牢なアルミニウムの筐体は高品質なブラック アルマイト仕上げ。
入力は、従来同様の光デジタル、同軸デジタル、microUSBに加え、USB Type-Cポートも追加された計4系統。最大768kHz/32bitまでのPCMと、DSD 256のネイティブ再生に対応。MQAには非対応。出力は3.5mmステレオミニ×2。Mojo同様にアンバランス接続専用を維持しています。
出力インピーダンスは0.06Ω、クロストークは-118dB(1KHz/300Ω)、出力レベルは1kHz/300Ωで90mW(5.2Vrms)、1kHz/30Ωで600mW(4.2Vrms)。
バッテリーでの駆動時間は約8時間。絶縁型バッテリーと電源ユニットの再設計により、音質を損なうことなくバッテリーレス動作にも新たに対応。据え置き機としての使用にも配慮されています。
新開発のフルトランスペアレント型ロスレスDSP「UHD DSP」を搭載したFPGAを新たに搭載したのがMojoとの大きな違い。
「UHD DSP」は705~768KHzで動作する104bitのカスタムDSPコアを採用した独自技術。この性能を活用することで、周波数帯域ごとに18段階の調整ができ、低域、中低域、中高域、高域といった幅広い音域にわたる調整が可能なイコライザー機能を新たに実現しています。
また、これも新たにDSP制御による4段階のクロスフィード機能も搭載。「スピーカーのような空間演出が可能な自然なヘッドフォンリスニングを実現した」としています。
CHORD独自のWTA(Watts Transient Aligned)フィルターを引き続き搭載。従来から改良したことで、40,960タップを実現。これは補間フィルターの複雑さを表す技術的指標で、同ブランドのHugo 2は49,195タップ、前モデルのMojoは38,896タップ、Hugoは26,384タップでした。
別売りの初代Mojo専用ストリーマー/サーバー「Poly」と互換性を維持。Polyとドッキングすることで、ハイレゾストリーミングやmicroSDカードを使った最大2TBのライブラリ保存と再生が可能になります。
【本日発売日!!】
ポータブルオーディオの音質基準を再定義するポータブルDAC/AMPCHORD 『 Mojo 2 』
お待たせ致しました!ついに国内発売日を迎えました!是非Mojo 2で沢山の音楽をハイクオリティーなサウ… https://t.co/PBsOGpC7o5
mojo2の音は・・・あまり長く比較できなかった(試聴者いなかったけど)、8〜9割hugo2って感じ?
mojoと比較すると、mojoは勢いのある音だけれど荒っぽくて削れている感じ、mojo2はなめらかだけれどきちんと音を表現している感じ。
無理矢理例えるなら、8bit幅の音源と16bit幅の音源を比べているのに似ているような。(1… https://t.co/jIbrp6Dq0d
mojo2さんの秘密
実はボタンのボールは回りません。
mojo回ったので楽しみにしてたのに残念。
これ最高レベルの組み合わせを見つけてしまったかもしれん…
広大なサウンドステージから湧き上がる凄まじいディテールの音って感じ。手のひらサイズのDACなのに…!
すごく情報量の詰まった音なのに耳あたりがいいのも不思議?… https://t.co/oHgpT9MXvY
Mojo2 着弾。
Fiio M11のS/PDIF出力で初代Mojoと聴き比べると、既報のとおり、限りなくHugo2寄りの音。パワーで鳴らすMojoに対して、エッジがはっきりとした細かい表現力で、楽器の響きがわかるほど(Hugo2… https://t.co/VTqUMqxiA0
mojo2(o・∇・o)(●・▽・●)
mojoの上位互換かと思ったら傾向的にも別物感ありますね。スピード感や迫力がある印象のmojoと、ゆったりした印象なんだけどしっかり力強い感じのmojo2と言った感じですね。
7年ぶりの… https://t.co/kGoDDDBwuW
Mojo2の音はMojoとは別物というのはファンにとっては悲報やん
@hachich816 mojo2はラインアウトプリセットが無くなってるので、繋ぐアンプのボリュームを11時~13時の位置にしておいてmojo2ボリュームをゼロから上げて最適な音量設定すれば幸せになれるよ確実に♪
CHORD Mojo2+Poly
ぱっと聴いた感じでは初代無印とは全く違う別物です。
1音1音のエッジが立っててメッチャクリア。久々に震えてます。(・o・;) https://t.co/JzAcCEbNFB
初代MojoとMojo2で追加された機能で個人的トピック
1)ボタンロック(爆音防止)
2)音量表示(Mボタンの点灯でHi)
3)UHD DSPによるEQ
4)充電完了時のデスクトップモード
5)クイックミュート https://t.co/roi3TBGhUd
mojo2ボタンロックついてるのめっちゃ良いな。mojo使ってた時に2回くらい鼓膜とイヤホン破壊されかけた身としては必要性しか感じない。
https://twitter.com/kindo3/status/1499930100690976769″ target=”_blank
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ポタアンとしては、流行りのバランス接続には与せず、搭載は少数派と思えるイコライザー機能に注力するなど、高品位なDACポタアンの草分けとも言えるシリーズながら、現在の最新機としては個性的な印象。
しかし、Mojoはじめ、ChordのDACは独自のWTA(Watts Transient Aligned)フィルターに由来する際立った高音質が身上。音質が良ければ、機能面での文句など吹き飛ばせるでしょう。
各種レビューから読み取れる傾向としては、やはり高音質であることが最大のアイデンティティーであり、このサイズ、この価格ということからは驚異的な存在のようです。
従来との比較でも、Mojoよりも大幅に高音質化しており、上位のHugo 2に迫る音質という論調が多いです。具体的にはHugo 2の8割程度の実力に感じるという意見があり、Hugo 2が20万円以上することや、大幅にサイズ・重量が大きいことを考えると、これもまた驚異でしょう。
Mojo 2は、現代のハイレゾオーディオに求められる、高い情報量、ワイドレンジ感、ダイナミックレンジ感などを高度に満たしたうえで、楽器の質感、音の滑らかさ、空間表現力や空気感といった表現力も持ち合わせた、まさにオールラウンドでオーソドックスな高音質DACと言えるようです。
一方、従来のMojoで感じられたという粗削り感や、勢いという面では後退しているとも言え、音楽ジャンルや好みによっては、上品で美しすぎて合わないという可能性もあるようです。こうなると、無いものねだりでしょうが、Mojoとの音質傾向の違いは無視できないほどあるようで、Mojoユーザーが単純に買い替えられるというものでもないかもしれません。