EarFun Technologyは、創業5周年を記念し、同軸2DD+1BA有線イヤホン「EH 100」と、ポータブルDACアンプ「UA 100」の2製品を10月2日に発売。価格は「EH 100」が12,980円で、「UA 100」が9,980円。公式サイトで10月2日~15日に5周年記念キャンペーンを実施。上記2モデルを含む製品を最大35% OFFで販売。
本記事ではイヤホンの「EH 100」をご紹介。
同社と技術交流のあるShanlingとのコラボレーションモデルで「EH 100」は「Shanling SONO」をベースにしており、スペック的には同等ながらも、EarFun独自の音質チューニングを施しているとしています。
ダイナミックドライバー×2基とBAドライバー×1基のハイブリッド構成。ダイナミックドライバーの振動板は、バイオセルロースと液晶ポリマーという2種類の振動板を採用。それぞれの得意とする周波数帯がスムーズにつながるよう設計し、同軸上に配置。ダイナミックドライバーサイズは10mmと6.8mm。
高域用には、カスタムチューンの施されたBAを搭載。
中低域の感度とレスポンス性能を向上させた、トリプル磁気回路設計により、鋭い応答性とアタック感を発揮するとしています。歪みのない、高い解像度を実現できるというHCCAW(銅クラッドアルミ線)採用ボイスコイルも特徴。
交換可能な2種のサウンドフィルターを付属。デフォルトの黒色フィルター(バランス)は、全帯域のバランスを意識したナチュラル系のサウンドで幅広いジャンルに対応し、赤色のフィルター(アンビエント)は低域の量感を意識した、肉厚な印象のサウンドとしています。
合金素材を鋳造成形した美麗な筐体を採用。高精度CNCで彫刻を施し、デザインにも凝っています。表面は手作業で磨きあげることで、光沢感のあるエレガントな外観に仕上がっています。
リケーブル対応の0.78mm/2pinコネクターを採用。社外品を含め多くの互換ケーブルから好みのものに交換できます。
付属ケーブルは、外部ノイズを効果的に遮断するシールド加工を施した2芯単結晶銅銀メッキ線を採用、長さは1.3m。プラグは3.5mmステレオミニ。プラグは金メッキ。
周波数応答: 16Hz-40kHz。日本オーディオ協会によるハイレゾ認証も取得。インピーダンスは16Ω。重量は、ケーブル含まず片側で8.6g。
付属品として、キャリーケース、シリコンイヤーチップ(S/M/L)、ダブルフランジ型イヤーチップなどを同梱。
見た目でもわかりますが、9月14日に実売約1.2万円で発売された「Shanling SONO」がベースモデル。そのため、本機「EH 100」の基本的な音質傾向は先に発売されており、レビューも出てきている「Shanling SONO」も参考にはなるでしょう。もちろん、チューニング違いによる音質の違いはあるでしょうが、本質的な部分までは大きくは変わらないとは思います。
「Shanling SONO」のおおまかな音質傾向はクリアな中高域と量が多く存在感のある低域といった印象のようです。「Shanling SONO」のフィルターは「バランスフィルター」が無難で「アンビエント」だと低域過多で全体の見通しも悪くなるといった感じのようです。
(「Shanling SONO」の内容とレビュー情報の紹介記事)
同軸2DD+1BA有線イヤホン「EH 100」と、ポータブルDACアンプ「UA 100」の商品ページ