壁際に置くだけで最大120インチの大画面投写が可能な超短焦点プロジェクター。本体色はブラックとホワイトをラインナップ。
超短焦点レンズにより、投写距離約46cmで80インチ、70cmで120インチの大画面が投写可能。背面まで約26cmで100インチの画面を映し出せます。エプソンが得意とする独自の3LCD方式を核に、レーザー光源を採用して明るく高画質なフルHD映像が楽しめます。
Android TV機能も搭載し、Wi-Fi環境があれば各種動画配信サービスを楽しめます。Netflix、Amazonプライムビデオのアプリでの視聴は非対応ですが、レコーダーやFireTV Stickなど別途再生対応機器を接続すれば視聴することができます。Chromecastがbuilt-inされており、同じWiFi内にキャスト元もある状態にして対応することも可能。
本体にヤマハ製2.1chのスピーカーを搭載するのが大きな特徴。これにより、別途サウンドバーなどの外部スピーカーを用意しなくても、本プロジェクターだけで満足度の高いサウンドを楽しめるとしています。「Sound by YAMAHA」のロゴが本体に記されています。
サウンドモードは、サラウンド効果のある「シアター」、音声を聞きやすく再生する「テレビ」、バランスの取れた音質の「スタジオ」、スポーツ観戦向けの「スタジアム」、コンサート会場の広がりと残響を再現する「ライブ/コンサート」、「カラオケ」という6つを用意。
また、Bluetoothも内蔵しており、スマートフォン等と接続してワイヤレススピーカーとしても使用できます。レーザー光源は出力を絞るとファン音が非常に静かになり、スピーカー使用時の静音性にも配慮しています。
輝度は3,600lmと、明るい場所でも色鮮やかなくっきりした映像を楽しめるレベル。また、レーザー光源を採用することで光源寿命が20,000時間を実現し、ランプ交換の必要がなく、電源を入れてすぐに映像を映し出せるとアピールしています。
0.61型ワイドポリシリコンTFT液晶パネルを採用し、解像度はフルHD、コントラスト比は2,500,000:1。8点補正の台形補正機能も備えています。
幅467×高さ133×奥行き400mm(突起部含まず)で、重さは7.2kg(超短焦点プロジェクター+EPSON)。
本機のレビューとしては2021年4月時点でも価格コム、ファイルウェブ、アマゾン製品ページくらいしか見当たりません。
それでも、価格コム、アマゾンそれぞれの購入者レビューは詳細で役立ちます。
総じて、画質はほどほどながら、内蔵スピーカーの音質はメーカーが自信を持って謳うだけのことはある品位のようです。
投影の調整が短焦点ということもあるのか、難しいという感想もあり、その点ではプロジェクター初心者は気を付けたいところです。