ベルサール秋葉原にてポータブルオーディオの展示・試聴イベント「ポタフェス 2023夏 秋葉原」(e☆イヤホン主催)が7月8日、9日の2日間開催。
中国のFiiOは、開放型のオーバーイヤーヘッドホンの新モデル「FT5」を参考展示。おなじく開放型のオーバーイヤーヘッドホンで発売済みの「FT3」の上位モデル。
ダイナミック型だった「FT3」とは異なり、平面駆動型ドライバーを搭載しているのが大きな違い。
90mm径、1.5μm厚の大型ダイヤフラムを採用。
価格は未定で国内発売時期も未定。価格については下位の「FT3」が約4.5万円ですので、これよりは高いでしょう。
ポタフェスでFiiOの未発売機種も聴いてきてたんだった。
FT5
装着感いい。騒音下で音の評価はほぼできないけど、FT3より好みの音。会場で聴いても悪い印象は無かったから、静かなところで聴いてみたい。おいくらになるんだろう。— ふらが@怠惰@ (@Fraga_t) July 8, 2023
FT3とFT5。どちらも初めて聞いて
思ったのは低域も出てキレのある音。
音場はFT5の方が広くスッと抜ける。
2つを比べて音の鳴り方が違うなと感じたけどFT5が平面磁気と知り納得。
FT3より鳴らしやすいのにも。#FiiO #ポタフェス pic.twitter.com/AMdOHa3XSD— Miki-Evo🐶🍣🏎️ (@MikiEvo91) July 9, 2023
FT5
一気に音の美しさが増した。
FT3と別物。低域がFiiOらしい実直さがありつつも、豊かに広がるようになった。
こっちの方が断然好き
価格はわからん。 pic.twitter.com/QTYlfjHhF9
— かじかじ/元イヤホン専門店スタッフ (@kajet_jt) July 8, 2023
FiiOのFT5も試聴。平面駆動のヘッドホンでらしい感じの音。評価はお値段によるのでは。 pic.twitter.com/wuxhcDDaS8
— yasi001 (@yasi001) July 8, 2023
FiiO FT5 やや中域よりのカマボコ型 高域の応答が良く、割と万能に使えそう。電子音聞くのに良いです。FT3より音の方向性が定まってきた印象です。結構好き。 pic.twitter.com/SdMJsYPMUs
— usage(ゆーすぃっじ) (@usage_a) July 9, 2023
FIIO FT5
ドライバー通りのスッキリハッキリした音で好印象です
ありよりのあり pic.twitter.com/ym6gQ6qlr3— ポタオデが好きなノルウェージャン (@Portableaudiotl) July 9, 2023
「ポタフェス 2023夏 秋葉原」での試聴者の感想は好評です。FT3よりも高音質だったという感想も多く、上位機としての貫禄を見せています。
平面駆動らしい音だとか、美しい音などとの評もあり、音楽鑑賞向けのリスニングよりの印象でしょうか?固有のくせは感じさせないようで、このあたりも、どのような発音方式であっても、万能型に音をまとめるのがうまいFiiOらしい点でしょう。
ただ、絶対的な音質評価については価格次第という意見もあり、コスパの高さで人気・評価を高めているFiiOだけに、お得な価格を期待したいところです。平面駆動ヘッドホンというと、HIFIMANがエントリーから高級機まで幅広い価格ゾーンに高評価機を擁しており、それらとの比較も興味深いところです。
11月24日に、国内発売日が12月1日、税込み実売価格が約7.9万円と発表されました。
円安もあるのでしょうが、ちょっと高いという声がネット上では見られます。海外から購入した人は少し安く買えたうえで、音質には非常に満足している声が多いようです。