FiiO UTWS1 2pinタイプ発売!MMCXタイプに続く!使用可能なイヤホンに注意!

イヤホンを完全ワイヤレス化できるBluetoothレシーバー「UTWS1」2pinタイプ

エミライは、同社が取り扱うFiiOの、イヤホンを完全ワイヤレス化できるBluetoothレシーバー「UTWS1」の2pinタイプを6月12日より発売します。価格は4月24日より発売されているMMCXタイプと同じ、税抜き実売価格7,900円程度です。

内容やスペックはMMCXタイプと全く同じです。

FiiO UTWS1 TWS化レシーバー RMCE-TW1と比較しての違いは?
FiiOの「UTWS1」はMMCX有線イヤホンを完全ワイヤレス化できるBluetoothレシーバー。税抜7,900円程度。似たような製品にシュアの「RMCE-TW1」(約2.5万円)もあり、2つを比較しながら「UTWS1」の特徴に迫ります。

リケーブルできるイヤホンと言えばMMCX端子が主流ですが、加えて、カスタムIEMや一部の中華イヤホンに多いのが2pinタイプ。この2種類が揃ったことで、「UTWS1」によって完全ワイヤレスイヤホン化できる有線イヤホンの範囲はかなり広くなりました。

「UTWS1」の2pin端子は0.78mm端子

なお、2pin端子にも大きく分けて0.78mm 2pinと、0.75mm 2pinの2種類あり、互換性はないので注意が必要です。「UTWS1」の2pin端子は0.78mm端子です。

0.75mm 2pinは、ハイコスパで人気のある中国・KZや、同じく中国のTRNなどで採用しているので、残念ながらそれらのメーカーのイヤホンには今回の新製品も使えません。

0.78mm 2pinは64AUDIO・AAW・カナルワークス・EFFECT AUDIO・Noble Audio などといった有名カスタムIEMメーカーで採用されています。

独自の2pin端子のイヤホンでは基本的に使えません

ややこしいのは、有名イヤホンメーカーのなかには独自の2pin端子を採用しており、0.78でも0.75でもないタイプもあることです。

「UTWS1」の製品ページでは、「Ultimate Ears Triplet.fi 10 PROが採用する特殊2pin」がそのような独自タイプの代表として挙げており、当然「UTWS1」2pinタイプでは非対応です。

そのほか、2pinと称していてもメーカー独自規格なのは、FitEar、qdc、Ultimate Earsなどが挙げられます。

独自の2pin端子のイヤホンでも「UTWS1」が使える場合がある!

では、そうした独自2pinタイプのイヤホンは「UTWS1」を使って完全ワイヤレス化できないのかというと、そうでもありません。

たとえば、qdcとUltimate Earsの一部のモデルに2pin端子は同じなため、これらのモデル専用に2pin-MMCX変換アダプターが売られています。

2pinイヤホン(qdc・UE18pro・11pro・7pro等)用 MMCX 変換コネクタ
https://www.amazon.co.jp/dp/B07K8DX2NC

つまり、このアダプターを介した上で、「UTWS1」のMMCXタイプを接続すれば、qdcとUltimate Earsの一部のモデルを完全ワイヤレス化できる可能性があります。あくまで可能性であって、何らかの不具合や相性などで使えない可能性もあるので、実行される際は自己責任でお願いします。

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