finalはブランドは新フラグシップ完全ワイヤレスイヤホン「ZE8000 MK2」を発表しました。発売日は2023年11月17日。価格は36,800円。「ZE8000」の後継機種。
なお、従来モデルの「ZE8000」も10月から29,800円に値下げして併売されます。
「ZE8000 MK2」の内容・特徴を、従来モデルの「ZE8000」と比較しての違いを交えてご紹介。
finalの完全ワイヤレスイヤホン「ZE8000 MK2」は、前モデルの「ZE8000」と比較して、アクティブノイズキャンセリング性能が32％向上しています。これにより、周囲の騒音を効果的にカットし、音楽や通話をよりクリアに楽しむことができます。
ZE8000 MK2は8K SOUNDの進化により、よりクリアで立体的な音響体験を提供します。また、最大音量も5dBアップしており、より迫力のある音楽や映像を楽しむことができます。ZE8000と比べても、ZE8000 MK2の音質には大きな差があります。
– finalの完全ワイヤレスイヤホン「ZE8000 MK2」と「ZE8000」で共通して使用されている音質技術のこと
– 高精細なサウンドを再現することができるというfinal独自の音質設計技術とチューニングの総称
8Kサウンドの特徴
– 高い解像度で音を再現するため、細かな音のニュアンスや音像の奥行きを表現できる
– 豊かで深い音場を実現し、臨場感のある音楽鑑賞や映画鑑賞が可能
8Kサウンドによる音楽体験の向上
– 8K SOUNDにより、音楽の詳細な表現力を高めることができる
– 楽曲の原音に忠実なステージ的な再現が可能で、アーティストの意図した音楽をより深く楽しむことができる
映画視聴やゲームにおける8K SOUNDの魅力
– 映画の劇場音響をより再現することができるため、臨場感あふれる映像体験ができる
– 細やかな音のニュアンスやダイナミックな音場表現により、映画やゲームの世界に没入できる
ユーザーの声
– finalのユーザーやオーディオ愛好家からは8K SOUNDを高く評価する声が多く寄せられている
– 音の細部まで聴き取れることや、迫力のある音楽や映画の再生ができることが好評である
否定的な声もある
-8K SOUNDはメーカーも指摘しているとおり、イヤホンながらスピーカー的な音場や音像再現性を持っています。そのため、密閉型のイヤホンのサウンドに慣れたユーザーからは音が遠い感じがする、音像感が薄い感じがするなどの否定的な評価もあります。
メーカーは8K SOUNDを高く評価するユーザーはスピーカー再生も行っているユーザーが多かったとも述べています。
8K SOUNDは従来のイヤホン的ではないサウンドが持ち味である以上、ユーザーに合う・合わないという問題はあるようです。8K SOUNDのイヤホンを購入する際は、試聴するなどの準備を経てからのほうがいいかもしれません。
finalの完全ワイヤレスイヤホン「ZE8000 MK2」は、様々な機能性の向上が図られています。まず、ノイズコントロールOFFモードが追加されたことで、ノイズキャンセリング機能をオフにすることが可能になりました。これにより、周りの音を聞きたい場合や、通話時に外部の音を聞き取りたい場合など、さまざまなシーンで自由にノイズキャンセリングを切り替えることができます。
さらに、タッチ操作無効モードも新たに搭載されています。これにより、イヤホンの外側を触ったり、誤って操作してしまうことを防ぐことができます。これらの機能の追加により、より快適な使用が可能となりました。
finalの完全ワイヤレスイヤホン「ZE8000 MK2」は、新設計のシールドフィンを採用したイヤーピースが付属しています。これにより、イヤホンの安定性が向上し、長時間の使用でも耳から外れにくくなっています。また、シールドフィンは耳の形状に合わせて調整可能であり、快適な装着感を実現しています。さらに、シールドフィンの素材には耐久性があり、汗や水にも強く、スポーツやアウトドアなどの激しい動きでも安心して使用することができます。ZE8000 MK2は、装着性の向上により、ユーザーの快適な音楽体験をサポートします。
いずれもfinalの音響研究チームが、音楽が圧倒的に高精細に聴こえるサウンド「8K SOUND」を実現したと謳うモデル。映像規格「8K」の高精細さに圧倒された感覚に近い印象を受けたことから、このサウンドを「8K SOUND」と名付けたとしています。
「f-CORE for 8K SOUND」と名づけたダイナミック型ドライバーを採用。内蔵アンプは完全ワイヤレスイヤホンでは一般的なD級ではなくAB級を採用。
Bluetooth 5.2準拠でコーデックはSBC、AAC、aptX、aptX Adaptiveに対応。aptX Adaptiveは最大24bit/96kHz信号に対応できるSnapdragon Soundに対応。ノイズキャンセリング(ANC)機能と外音取り込み機能も搭載。
専用アプリ「final CONNECT」も用意。NCと外音取り込みのモード変更や、細かなEQ設定が可能という「PROイコライザー」などが使用できます。
finalの完全ワイヤレスイヤホン「ZE8000 MK2」と「ZE8000」は、どちらを選ぶべきか迷っている方もいらっしゃるかと思います。まず、両製品の価格を比較してみましょう。ZE8000 MK2の価格は、税込で36,800円です。一方、ZE8000の価格は、税込で29,800円です。
ここからは、選ぶポイントを考えていきましょう。まず、アクティブノイズキャンセリング性能に注目です。ZE8000 MK2は、ZE8000よりも32％アップした性能を持っています。ノイズキャンセリングが重要な場面で使用するのであれば、ZE8000 MK2がおすすめです。
次に、音質の向上です。ZE8000 MK2は、8K SOUNDの進化により音質が向上しています。また、最大音量も5dBアップしています。音質にこだわりたい方には、ZE8000 MK2が適しているでしょう。
さらに、機能性の向上も見逃せません。ZE8000 MK2には、ノイズコントロールOFFモードやタッチ操作無効モードが追加されています。これらの機能を求める方には、ZE8000 MK2が適しているでしょう。
最後に、装着性の向上です。ZE8000 MK2は、新設計のイヤーピースにシールドフィンを採用しています。これにより、より快適な装着感を実現しています。装着感が重要な方には、ZE8000 MK2がおすすめです。以上のポイントを考慮して、ご自身の用途や好みに合った製品を選んでください。