finalは、ドイツ・ミュンヘンで開催されたミュンヘン・ハイエンドにて、完全ワイヤレスイヤホン「ZE8000」を発表。従来機「ZE3000」の上位となる、新たなブランドフラッグシップとなる完全ワイヤレスイヤホンです。発売については今年の秋とメーカーは示唆しています。価格は未定。
形状のタイプとしてはスティック型。ステム(棒)部分の中央に耳に装着するイヤホン部分を配置したような、特徴的なデザインとなっています。
新開発のFIRフィルターを搭載し、その音質は「さらにヴィヴィッドなサウンドを実現」するとしています。
ドライバーの振動板素材なども明らかになっていませんが、高音質志向の期待モデルであることは間違いありません。有線フラッグシップ・A8000で使っているベリリウムへの期待も膨らみますが、それは無理でしょうか。
ハイレゾコーデックへの対応も間違いないでしょう。LDACかaptX系かはわかりませんが。
ただ、ネット上では、その個性的なデザインに注目が集まっており、装着感への不安も含め、賛否両論となっている面もあります。
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本機の直接的な下位モデルになる「ZE3000」や、さらにその下の「ZE2000」は「A8000」などのfinalの有線イヤホン特有の少し角ばったデザインですが、一般的なカナル型イヤホンのデザインに留まっているだけに、驚きも大きいようです。
finalは、このデザインはプロトタイプながら、形状自体は最終としており、発売までに外観が大きく変わることはないようです。音質面や装着面も含め、確固たる意志を持ってこの形状になったということでしょう。
いずれにしても、見た目の不安は音質が良ければ吹き飛ばされます。
音質がチェックできる状態での次の公開・発表が待たれます。