ラックスマンは、仏・FOCAL(フォーカル)の有線ヘッドホン「UTOPIA SG」を2022年9月下旬に発売します。価格は60万円。
従来のフラッグシップヘッドホン「UTOPIA」の第2世代。ピュアベリリウム素材の“M”字型ドーム・ドライブユニットを改良するなど、高品位化。
イヤーカップ内のグリルをドライバーユニットの形状に合わせてM字型とすることで、音質を改善するなど、ドライバーユニット意外の部分でも向上を図っています。
デザイン面は、STELLIAなどに採用した最新デザインも取りいれ。イヤーパッドはじめ各部分にラムスキンレザーを採用するなど、高級ヘッドホンらしい高品位素材を惜しげもなく採用しています。
整理券出してFOCAL UTOPIA SG聴いてみた。
ヤバすぎだわ
66万円出せばあのレベルの音が聴けるのか
focal utopia SGは先代にあったピーキーな感じというか、アンプを選びそうなクセがなくなっており、かなり使いやすい印象。低域の伸びや中域の充実感もアップしており、明らかに進化してる。しかも490gと若干だが軽くなってる。… https://t.co/zvlTdBaB2I
FOCAL UTOPIA SG。2代目UTOPIAだね🥳
自分は試聴券取れなかったクチなのだけど、予約すっぽかした人がいた関係でたまたま試聴できた😆
・初代よりも軽い
・音はそこまで初代との違いは感じなかった
・パンチングメタルの… https://t.co/CLT9YXEYZp
「秋のヘッドフォン祭 2022」において試聴機が展示されました。また、翌日からはフジヤエービックに試聴機が展示されました。価格に見合った高級ヘッドホンという基本的な評価は従来同様のようですが、よりニュートラルな音質になったようで、万能型の優秀機のようです。ただし、それによって、先代の得難い個性が弱くなったという感想もあります。オケの再生は先代が良かったという意見も気になるところです。
ただ、このような高級ヘッドホンとして特記できそうなのは、駆動が軽く、アンプを選ばない・負担をかけにくいという点。高級ヘッドホンはさまざまな理由から駆動が難しく、使用する機材、アンプも選びがち。
しかし、本機では数万円クラスのポタアンでも普通に鳴るらしく、ヘッドホンに思い切り予算をかけて、ヘッドホンアンプの予算は抑えるといったこともできるようです。あるいはポータブル環境でもハイエンドヘッドホンを気軽に楽しめるというメリットもありそうです。