フォステクスは、着脱式フレキシブル・ショート・ケーブルを採用する完全ワイヤレスイヤホン「TM2C」を6月上旬より発売します。税込26,000円前後での実売が予想されます。
着脱式フレキシブル・ショート・ケーブルを採用する完全ワイヤレスイヤホン「TM2」（2019年6月発売）に、新たにバッテリー内蔵充電ケースを付属した製品。これにより、「TM2」では対応していなかったケース充電が可能となっています。
充電式バッテリーでの連続再生時間はイヤホン単体で最大約10時間、ケース充電併用で最大約40時間。充電時間は約1時間30分。入力ポートにはUSB-C端子を採用。ケースの外形寸法は138W×35H×67Dmmで、質量は138g（完全ワイヤレスイヤホン+FOSTEX）。
バッテリー内蔵充電ケース以外の内容・仕様は「TM2」と同一です。
MMCXタイプの着脱式フレキシブル・ショート・ケーブルを標準装備した完全ワイヤレスイヤホン。
クァルコムQCC3026を採用。Bluetooth5.0に対応。
BluetoothコーデックのaptX、AAC、SBCに対応。
自社開発の6mmダイナミック型ドライバーを採用。
外れにくいイヤーフック式を採用。
タッチセンサー（音量調整、早送り/コマ送り操作）と物理ボタン（音楽再生操作/通話操作）の2通りの操作方法を採用。
防水性能等級IPX5。
FitEar 2pin／CIEM 2pin／A2DCpinタイプがラインナップされているオプションケーブルの追加により、さまざまなタイプの有線イヤホンを完全ワイヤレス化可能にもなっています。
充電ケースが付属していなかった点に不満のあるユーザーが少なからずいたと思われていた「TM2」ですが、そこを改善。ただ、もう2年前の完全ワイヤレスイヤホンをそのまま継続使用したのは残念です。この2年間で完全ワイヤレスイヤホンは進化しており、いまQCC3026を採用するモデルも思い当たらないほどです。
たとえばQCC3040を採用し、aptX adaptiveに対応するなどのイヤホン新モデルとセットであればなお良かったと思います。
フォステクスはもう自社ブランドの完全ワイヤレスイヤホンを新しくは開発しないということもあるのでしょうか？