海外で発売されはじめていた中国・Haylouブランドの完全ワイヤレスイヤホン「Haylou W1」。
1BA+1DD構成のハイブリッド型、しかもBAドライバーはKnowles製、Bluetoothコーデックはハイレゾにも対応できるaptX Adaptive対応と内容充実のモデル。しかも価格は49ドルほどの価格破壊ぶり。
日本上陸はまだ先と思っていたら、いつの間にか国内アマゾンで発売されていました。国内価格は約5,400円。安いです。
改めて内容を見てみます。
Haylouブランドとは聞きなれませんが、あのXiaomiの関連ブランドということで、内容的には1MOREなどと同様にしっかりしているものです。また、Xiaomi系のブランドはコスパの高さでも何年も前から有名ですので、このあたりも注目です。
Bluetoothチップにはクアルコムの「QCC3040」を搭載。Bluetooth5.2対応とか、低消費電力とか、左右独立伝送といった特長がありますが、なんといってもハイレゾ相当の伝送が可能なaptX Adaptiveコーデックに対応していることがメリット。本機でも対応しています。
そのほか、SBC/AAC/aptXコーデックに対応。
サポートするプロトコルはHFP/HSP/A2DP/AVRCP。
上述のようにイヤホン部は1BA+1DD構成によるハイブリッド型。BAドライバーにはKnowles製を使用。ダイナミック型ドライバーは金属製のコンポジットダイアフラムを使用。
イヤホン部はIPX4準拠の防水性能を装備。CVCデュアルノイズキャンセリング技術による環境騒音を抑えた通話も可能。SiriとGoogleアシスタントに対応。
操作はタッチ式。再生/一時停止、音量の調整、トラックのスキップ、音声アシスタントへのアクセスが可能。
イヤホン単体での再生時間は6時間。付属の充電ケースとの併用で最大20時間再生が可能。イヤホンへの充電時間は2時間、ケースへは3時間。
この価格ではやはり驚きの内容。もはや音がどうでもとりあえず購入しておきたいくらいです?
国内販売され、アマゾンの製品ページにもユーザーレビューも出ていますが、一部、本機にあたかもアクティブノイズキャンセリング機能が搭載されているように感じられるレビューがあります。本機にはアクティブノイズキャンセリング機能は搭載されていませんのでご注意ください。
音の感想は結構まちまち。というか、音質で注目されるべきイヤホンですが、そのあたりをあまり注目していないユーザーも目につきます。aptX Adptive接続時の音質レビューも見てみたいところです。