中国・HiByのDAP新モデル「R6PRO II」が発表され、概要が公表されました。本国では3月31日に発売。定価は4998元（約95,000円）。
詳しいことはまだわかりませんが、HiByは「画期的なポータブルオーディオプレーヤー」としており、
☑忠実な再生
☑8チャンネルオーディオDACアーキテクチャー
☑4つの独立電源設計
☑クラスA/ABデュアル増幅回路、自由に切り替え可能
☑NDKフェムト秒精度クリスタル発振子
を特徴としているとのこと。
OSはAndroidで、搭載DACのメーカー・型番はAK4499EXを2基使用としています。
ヘッドホンアンプ部の出力は
– 4.4mmバランス接続時：383mW
– 3.5mmシングルエンド接続時：125mW
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HiBy R6Pro IIのパッケージ写真（と基板のアップ） pic.twitter.com/Zpst4rUTV5
— LeoUila (@LeoUila) March 24, 2023
これまでのHiByのDAPの実績と経験からすると、R6PRO IIには以下のような内容・特徴が期待できます。
高音質な再生：HiBy R6PRO IIは、高性能のDACチップとアンプを搭載し、高品質な音楽再生が可能ででしょう。また、HiBy MusicアプリのEQ設定やデジタルフィルター設定で、自分好みの音質調整ができるはずです。
大容量ストレージ対応：HiBy R6PRO IIは大容量のmicroSDカードに対応しており、大量の音楽を保存することができます。
使いやすいインターフェース：HiBy R6PRO IIは、タッチスクリーンディスプレイを搭載しており、直感的に操作することができます。また、HiBy Musicアプリには、高度な音楽ライブラリ管理機能が搭載されており、音楽の整理や検索が簡単にできます。Android OSも搭載しています。
多彩な接続性：HiBy R6PRO IIは、USB DAC機能を備えており、PCやスマートフォンと接続して、高品質な音楽再生が可能です。また、BluetoothやWi-Fiにも対応しており、スマートフォンやワイヤレスイヤホンとの接続も簡単にできます。
長時間のバッテリー駆動：HiBy R6PRO IIは大容量バッテリーを搭載しており長時間再生が可能でしょう。
追記：モデル名・R6 Pro II (Gen 2)として詳細が発表されました。下の画像を参照ください。
そのほか、
ヘッドホンアンプ出力は
シングルエンド： 125mW
バランス：383mW
再生時間は
クラスABアンプモード
シングルエンド：約8時間
バランス：約7時間
クラスAアンプモード
シングルエンド：約6時間
バランス：約5時間
となっています。
Androidは12とDAPとしては最新。この価格では普通は採用できないようなDAC構成の一方、大容量バッテリーを搭載しながら再生時間は短く、アンプ出力も大きくはないという特徴的な内容となっています。再生時間が長いのではないかという予想は外れました。
この内容にしては安すぎるという声が日本国内のDAP愛好家から上がるほどで、レビューがいろいろ出てからでないと怖くて買えないという声もあります。これで音質が良く、操作性、安定性も確保されていれば大変なハイコスパ機になる可能性はあります。
（国内ではAndroid 12を搭載したDAP「R6 III」を、2023年3月31日に約7.6万円で発売されたばかりですが、R6 Pro II (Gen 2)は国内ではいつ、いくらになるでしょうか？）