HIFIMAN JAPANは、平面磁界駆動ヘッドホン「Edition XS」を2月11日に発売。価格は59,950円。
従来モデル、「Edition X」「Edition X V2」(2016年発売。実売価格約14万円)の後継機。
特殊な形状で歪みの少ないサウンドが得られるという、ステルスマグネットを新たに採用したのが従来との違い。
また、搭載するNsD(NEO supernano Diaphragm)振動版は従来よりも80%薄く、素早い信号応答と、豊かで精細な音楽の再現が可能としています。
周波数特性は8Hz~50kHz。インピーダンスは18Ω。感度は92dB。重量は405g。
なお、「Edition X V2」の再生周波数帯域は8Hz~50kHz、インピーダンスは25Ωで、感度が103dB、質量は399gでした。
ケーブルは3.5mm端子/両出しのケーブル着脱式。ヘッドホンケーブル(1.5m)、6.3mmステレオ標準変換アダプタなどが付属。
ステルスマグネットは近作の「HE400se」で、NsDは「DEVA」でも採用されていた新技術ですが、その両方を採用した事によって従来機よりも価格を大幅に抑えることに成功したようです。
なにしろ、先代の「Edition X V2」から、実に3分の一近い安さで、8万円も安価になっています。これで本当に「Edition X V2」相当以上の音質を実現しているのであれば、大変な価格破壊です。上記2つの新技術の開発が大きいのは間違いないでしょう。
HIFIMANのヘッドホンは世界的にも高い評価を確立しており、今や高音質でハイコスパなヘッドホンメーカーの代表格とまで言われているので、本機も大いに期待されるところです。
国内発売はまだですが、海外から購入した方々のレビュー・感想が2chに上がっており、かなり高い評価です。価格や内容的には近作の「ANANDA」(実売7.7万円)と比較できるという意見も多く、しかも「ANANDA」以上の音質という感想があり、やはり相当なコスパを予感させます。