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HIFIMAN HE400seとHE400i 2020を比較しての違いは?

ヘッドホン

HIFIMAN HE400se 平面磁界駆動型ヘッドホン

HIFIMAN JAPANは、平面磁界駆動型ヘッドホン「HE400se」を5月14日に16,500円(税込、以下同)で発売しました。

「HE400se」の内容

独自設計の平面磁気ドライバーを採用する開放型ヘッドホン。旧世代を凌駕する最新の平面駆動型ドライバーを採用。従来のマグネットに比べて干渉を発生させることなく音波を自由に通すというステルスマグネットを採用することで、歪みが低減し、よりピュアでハーモニクスが美しいサウンドだとしています。

新設計のヘッドバンドとイヤーパッドは快適で音質を向上させるほか、従来より耐久性を30%高めながら軽量化も実現と謳っており、本体も質量390gと同種の平面磁界ヘッドホンに比べて軽量だというのもアピールポイントです。

再生周波数特性は20Hz-20kHzで、インピーダンスは21Ω、感度は91dB。本体側3.5mm端子で着脱可能でねじ込みコネクタ付きの付属ケーブルで接続。別売りケーブルでバランス接続にも対応。

従来機「HE400i 2020」との比較・違い

2020年11月に税込み18,700円程度で発売された「HE400i 2020」をさらに下回る価格で発売。HIFIMANの平面駆動型ヘッドホンとしてはこれまでで最安モデルとなります。

当サイトでは「HE400i 2020」の内容も紹介していたので、「HE400se」と比較用に参考にしてみてください。

HIFIMAN HE400i 2020 ハイCP平面駆動ヘッドホン! HE400i比較での違い、レビュー・感想情報も
HIFIMAN は平面磁界型ヘッドホン「HE400i 2020」を2020年11月5日に税抜約1.7万円で発売。「HE400i」後継機で内容はほとんど同じ。「HE400i」の初値からは3分の一以下で、ハイコスパヘッドホンとして期待されます。 

「HE400i 2020」の内容も軽く抜粋してみると、

ドライバーは従来機「HE400i」と全く同じものを使用。周波数特性は20Hz~35kHz。インピーダンスは35Ω。感度は93dBハウジングはABSポリマー樹脂製で、光沢のある黒檀風仕上げ。イヤーパッドは合皮とベロア製で、快適性と音質を両立したとしています。

スペックだけ見ると「HE400i 2020」のほうが再生周波数も本体の軽さも上回っているようです。

中国での両機の販売価格は日本よりも広がっており、「HE400se」の本国価格は699人民元(約11,000円)と、本国価格の安さと国内販売価格の思った以上の差も気になります。

海外や有名レビュアーの評価は高い

とはいえ、「HE400se」は最新設計が効いているのか、海外では好評。海外機を購入した日本人の有名レビュアーの評価も高く、発売前から注目されています。

この価格ですし、いまやヘッドホンの主要メーカーと言えるHIFIMANだけに大はずれということもないでしょうから、とりあえず買ってみてもいいような気がします。平面駆動型ヘッドホンの新たな定番エントリーモデルが登場したのかもしれません(ヘッドホン+HIFIMAN)。

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