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intime 翔 Special Version レビュー・音質情報

intime翔 Special Version 88台限定の有線イヤホン 149,000円

オーツェイドは、intime(アンティーム)ブランドで88台限定の有線イヤホン「翔 Special Version」を2023年7月29日に発売。価格は149,000円。

2020年12月に発売した「intime翔」の販売台数が300台に達したことを記念した限定イヤホン。同製品の発売後2年半の間に蓄積された技術を最大限網羅して、かつ日本の職人の匠の技を活かしたフラッグシップの限定モデルに相応しい内容に仕上がっているとしています。

「intime翔」は第3世代VST(Vertical Support Tweeter)2を搭載し、フル・チタン筐体、Pentaconn Earによるリケーブルへ対応したブランドのフラッグシップモデル。

intime 翔 Special Versionでは、非鉛系圧電セラミックツイータKNN(ニオブ酸カリウムナトリウム)を用いたVST-Kを搭載。従来のVSTと比較してダイナミックレンジは劣るものの、音質的メリットから採用。

倍音成分が多く、情報量の豊富な歪み感の無いツイーターとなっているとしています。

翔同様に音響補正デバイスとしてTBI Audio System LLCの特許技術であるHDSS技術を採用。HDSSの持つ音場補正要素とVST-Kの高域特性の最適化を図り、VST-Kの持つ特性を最大限に活かせるチューニングを行なったとしています。

翔では筐体をフルチタンで構成し、内部部品の一部に樹脂を用いた構造になっていた。今回は全て切削加工による金属部材で構成しています。

群馬県の職人によるサンドブラスト加工を筐体表面に実施。サンドブラストした筐体表面を肌触りの良いモノにするために燕三条の職人による陽極酸化加工を施し表面をなめらかにし、同時にintimeブルーを着色。これにより、「フラッグシップモデルを凌駕するに相応しく金属筐体に対しても徹底的な拘りを盛り込んだ限定モデルに仕上がった」としています。

イヤホン側端子はOFC製Pentaconn earコネクタ。付属ケーブルには日本ディックスと共同開発のオリジナル銀コートバランスケーブルを採用。導体は6N OFCを採用。

再生周波数帯域は10Hz~55kHz。感度は109dB/mW。インピーダンスは22Ω。

イヤーピースは標準としているiSep01(S/MS/M/L)と、音場が大きく広がるというiReep01(S/MS/M/L)、オリジナルの低反発型イヤピース(Mサイズのみ)を同梱。そのほか、本革キャリングケース、コードスライダー一式、Pentaconnオリジナルコードリールなどが付属。

intime 翔 Special Version レビューサイト

intime 翔 Special Version レビュー | 繊細さと迫力を持ち合わせた有線イヤホン
intime 翔 Special Version のオーディオ専門店スタッフレビューです。オリジナルのセラミックツイータとダイナミックドライバーを組み合わせたハイブリッド型ドライバーを採用、キレのあるサウンドが特徴の有線イヤホンを紹介します。
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intime 翔 Special Version レビュー(ツイッター・現X)

intime 翔 Special Version 各種レビューから読み取れる傾向

「intime翔」は解像度が高く爽快なサウンドにより人気なだけに、それをベースにしている「intime 翔 Special Version」も、その基本傾向を維持しながら、各論、総論で大幅な音質グレードアップを狙ったイヤホンと言えるようです。

情報量、解像度が高いのを基本に、申し分のないワイドレンジ性とバランスの良さが加わり、オーディオ的にハイレベルなイヤホンな印象。オーディオ愛好家が好むようなクリアさや透明感の高さが追求されているようで、常に明瞭、明快でこもりのない傾向のようです。歪み感も極小に抑えられているようです。空間表現力も高く、ライヴ音源ではホールの違いも描写できるほどの実力があるようです。

ただし、価格が高額なこと、価格を考えるとデザインやカラーリングが安っぽいのではないか?音質も好みでないといった否定的な評価もあります。たとえば、本機のようなオーディオ面に振った音作りだと、音楽関係者やリアルで自然なサウンドが好きな音楽愛好家などは、実際の楽器や演奏とは異なる感触を嫌うことがありえます。

なお、本機を含むセラミックツイーターを搭載したイヤホンで、再生が正常に行えないDAPがあるとの情報があります。FiiO M11Sです。該当のDAPを所有している方は注意してください。

avgadgetken

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