JBLはブランド初となるアクティブノイズキャンセリング(ANC)機能搭載完全ワイヤレスイヤホン「CLUB PRO+ TWS」を11月13日に22,800円(税抜き)で発売しました。
本体外側に配置されたフィードフォワードマイクと、ドライバーユニット側に配置するフィードバックマイクを搭載するハイブリッド方式によるアクティブノイズキャンセリング(ANC)機能を採用。
本体外側にだけマイクを搭載するANCイヤホンも多いなか、ソニーやボーズなど、高いANC性能をアピールするメーカー・モデルで採用される方式です。それだけに強力な騒音低減性能は期待できるでしょう。
ユニットは6.8mmのダイナミックドライバーを搭載。JBLの完全ワイヤレスイヤホンはこのようにやや小口径のドライバーで音をまとめるのがうまいだけに、今回のその流れのようです。JBLの場合、小口径ユニットでは低音や音の迫力が一般に弱くなりがちな弱点を感じさせないところが他社との際立った違いと言えましょう。質量はイヤホン本体が左右約7gと小型・軽量を実現しています。
イヤホンのどちらか片方を単体でも使用できるDual Connect機能も搭載。片耳使用のヘッドセットとしても活用できます。操作はタッチ式。防水機能としてIP4Xに準拠。通話用に3マイクも搭載しているのも特筆点で、通話性能にもかなり注力しています。
Bluetoothはバージョン5.1。対応コーデックはSBC、AAC。周波数特性は10Hz〜20kHz。aptX系コーデックに対応していないのは残念ですが、このことからわかるのはSoCチップにクアルコム製を用いていないことです。もし、クアルコムのチップを使用しており、チップ内蔵のANC機能を利用している場合は、総じて騒音低減性能が強力ではないとも言われているので、そのあたりも関係してのことかもしれません。
イヤホン単体ではANCをオンにした場合最大約6時間、オフにした場合最大約8時間の再生が可能。充電時間は2時間。充電ケースはANCをオンにした場合最大約18時間分、オフにした場合最大約24時間分の充電が可能。10分の充電で約1時間の再生を可能にするワイヤレス充電にも対応。充電ケースの重量は約55.4g。
サウンドチューニングやノイズキャンセリングの調整などカスタマイズが可能な専用アプリ「My JBL Headphone」も用意。このなかでは「最適なフィット感をチェックする」メニューによる、自分の耳にあったイヤーピースのサイズを確認できる機能が他では珍しく注目です。
意外にもJBL初のANC完全ワイヤレスイヤホン。それが一台出せるとなると次々と出せるのか、この11月27日には今度は14,800円(税抜き)と本機よりも大幅に安いANC完全ワイヤレスイヤホン「LIVE FREE NC+」も発売。NC性能をはじめ、音質や機能、使い勝手などにも差はあるでしょうが、手軽にANC完全ワイヤレスイヤホンを使いたい人にはこちらも選択肢としてはありでしょう。
さて、本機の購入者などのレビュー・感想の傾向です。ソニーやオーディオテクニカなどのANC搭載型の新製品よりは発売直後の購入者が少ない印象はあります。ブランドバリューは高いものの、JBLとしては初めてのANC搭載完全ワイヤレスイヤホンということで、発売後しばらくは様子見という考えの人もいるのかもしれません。
とはいえ、JBLは、ノイズキャンセリングヘッドホンにおいてはすでに高い技術と実績を持っていること、またそうしたメーカーはイヤホンでも同様に高い実力を見せることが多いことから、本機も最初から相応の実力を備えていてもおかしくはありません。
実際、購入した方の感想を見てみると、ANC機能による騒音低減効果はかなり優秀なようです。なかでも、騒音低減効果に定評のあるソニー・WF-1000XM3と比較しても遜色がないほどの騒音低減性能とまで評価している方もいて驚きです。
音質的にはフラットでもナチュラル系でもなく、ドンシャリ系の低音強調型、音の迫力重視ということでいいようです。本機は「CLUB」シリーズと銘打っていることからも、サウンドとしてはこれで狙い通りなのでしょう(ノイズキャンセリング機能搭載完全ワイヤレスイヤホン+JBL)。
1000XM3と遜色ないくらいノイキャンしっかりしてたわ
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自分へのご褒美その2。
JBL CLUB PRO+ TWS。
あまりに音良かったので
つい、ついつい買ってしもた。TM2は音ええけど
通話性能やら諸々がちょっと弱いので
普段使い出来る
カジュアルなモノ探してたら
内覧会で聴かせてもろて
灯台下暗し、って訳でした?これは良い。
たまには大当たりのJBL!w pic.twitter.com/PRlQ2pIAZr— 鷹さん (@YOW1983) November 13, 2020
【名古屋大須店】#JBL の CLUB PRO+ TWS聴いてみた(งᐛ )ง
ドンシャリ寄りな音で、高域の細やかさがとても綺麗(*ˊᵕˋ*)
低域の厚みがあるので、かなり迫力があって更に横の広さと立体感が素敵( ¨̮ )#eイヤ名古屋大須店 #お嬢聴いてみた #ワイヤレスイヤホン #大須 #ANC pic.twitter.com/n6iByWzu2U— お嬢。@e☆イヤ 名古屋の人! (@eear_ozyo) November 13, 2020
JBL CLUB PROのイヤピは
FinalのTYPE Eになった。AZLAも色々試したが
ケース収納時に合わなかったのが残念。TYPE Eは奥に深々と入らずに
ちょうどええ手前で止まりつつも
低域が無用に痩せる事もなくて
むしろ、量感Up。
付属イヤピの高域のシャカつきも消えた。
1000円未満でこれは良い。 pic.twitter.com/F03XPghiEH— 鷹さん (@YOW1983) November 13, 2020
JBL CLUB PRO+ のANCも中々の打ち消しっぷりだと思う#JBL #ANC
— 甘岩塩 (@amaiwasio) November 15, 2020