あのKEFが初の完全ワイヤレスイヤホン「Mu3」を2月4日に発売しました。価格は26,400円(税込)。
アクティブノイズキャンセリング機能を搭載した密閉カナル型タイプ。φ8.2mmフルレンジダイナミックドライバーを搭載。アクティブノイズキャンセリングを搭載。 また内蔵マイクで外音を取り込む「アンビエントモード」も備えており、イヤホンのボタン操作で切り替えられます。
デザインは同社のフラグシップスピーカー「MUON」やBluetoothスピーカー「MUO」の設計者である、ロス=ラブグローブ氏との協業による個性的な仕上がりが売りのひとつ。これまで氏が手掛けてきたKEFのモデルとのデザインコンセプトも一致しており、同じ世界観の製品であることがわかります。
Bluetoothはバージョン5.0。左右独立伝送方式で安定した接続性を実現すると謳います。イヤホンのみでの再生時間はフル充電で9時間、ワイヤレス充電対応の付属ケースとの併用で最大24時間の使用が可能。また5分の充電で1時間使用できる急速充電にも対応。
IPX5の防滴性能も装備。イヤーチップは4サイズ用意され、ソフトシリコン製でフィット感を高めるとともに、ノイズも低減できるとしている。ほかUSB-C充電ケーブルも同梱。
KEFというと、同軸ユニット「Uni-Q」を使用したスピーカーが有名で、それこそエントリーからフラグシップまで同軸ユニットを使っています。たとえば、タンノイも同軸ユニットが有名ですが、そのタンノイが完全ワイヤレスイヤホン「LIFE BUDS」も出していますが、さすがに同軸ユニットを使ったモデルではありませんでした。
ただし、タンノイも同軸スピーカーの音をDSPで再現した音をこの完全ワイヤレスイヤホンで鳴らすとアピールしており、同軸ユニットへのこだわりを見せてはいます。
となると、KEFには本当に同軸ユニットを使った完全ワイヤレスイヤホンが期待されるところですが?やってはくれませんでした。
実のところ、同軸ユニットを搭載した完全ワイヤレスイヤホンはすでにあります。日本のfinalのサブブランドであるagから出ています。探せばいわゆる中華イヤホンにもあるかもしれません。
それはさておき、KEFとしてはブランド第1弾の完全ワイヤレスイヤホンに同軸ユニットを採用しなかったわけではありますが、KEFのサウンドエンジニアがチューニングを施し、ピュアで正確なシグネチャーサウンドを提供すると謳っており、そのサウンドへの自信を覗かせます。
また、音楽のニュアンスやディテールを維持しながら、外部ノイズを低減できるとアクティブノイズキャンセリング性能にも自信を見せます。
国内発売が遅れているためにレビューもまだ無い?
となると、あとは発売後の購入者や試聴者などの感想やレビューを参考にしたいところですが、発売直後のタイミングでは国内でのレビュー・感想はあまり見当たりません。というのも、発売時には販路がかなり限られていて(どうやら直販で予約しないといけない。広く通販されていない)、しかも、量販店だけでなく、専門店に試聴機も無いようです。
そのため、購入したという人はいるようですが、なかなか購入者のレビューや感想はまだ見つからない状況です。どうも2月7日現在、まだ現物が購入者の手許に来ていないようです。いつになるのでしょうか。
せめて、ファイル・ウェブあたりのオーディオニュースサイトのレビューを待ちたいところです。
ユーザーの手許に届き次第、レビューが上がってくると思うので上がり次第ご紹介しようと思います。
音響のまとめ : KEF Mu3 2/4発売も試聴機もなく音質の感想をネット上で見るのはまだ困難!
https://t.co/8X30cWzbGX
@dakosuke1 KEF Mu3、購入を検討してるのですが、aptXには非対応のようなので躊躇してます。音質はどうなのでしょう…?情報がまだ少ないですね。
KEFのMu3、英国から送られて来るんだろうか?
まだ届かないが
KEFのMu3、発売から3日経つが海外含めてレビューどころか着弾報告もないし写真も公式のものしか見つからない。
おそらく注文殺到してるからじゃなく出荷開始が遅れてる。
正直に書けばいいのに。 https://t.co/xiytUKDKvp