KZ SKSは中国のイヤホンメーカー・KZによる完全ワイヤレスイヤホンの2021年新モデル。「KZ Z1 Pro」に続くモデルです。国内アマゾン価格3,500円程度ながら、1BA+1DDのハイブリッド構成、Bluetoothチップにクアルコム「QCC3040」を採用するなど、内容的なコスパの高そうなイヤホンです。
BAドライバーはKZ自社製の30019ドライバー。ダイナミック型ドライバーは10mm径ポリマー複合ダイアフラムを搭載。イヤホンの重量は片側5.2g。
人間工学に基づいて設計されたハウジング、低遅延を実現する独自の高性能(ハイパフォーマンス)モード、片方のみで使えるシングルイヤーモード、最大8回分の充電が可能なバッテリーケースなど。
Bluetooth 5.2準拠で、対応コーデックはSBC・aptX・AAC。操作はタッチ式。
価格を考えると非常に内容は充実して感じます。ただ、再生時間が明示されていません。一般にハイブリッド型を完全ワイヤレスイヤホンで採用するとバッテリー持続時間は短くなる傾向なことと関係ありそうです。
「QCC3040」を搭載していますが、チップに内蔵されているaptX AdaptiveやTrueWireless Mirroringに対応していません。
音質的には期待できそうですが、イヤホン単体での再生時間が現在の一般的水準からするとかなり短い可能はあります。
追記:再生時間は単体で3時間とのことです。
とりあえず、価格は安いので、失敗覚悟?で試せる完全ワイヤレスイヤホンだと思います。再生時間がかなり短い可能性があるなど、不安要素もあるので、初心者にいきなりすすめるのは躊躇われますが(完全ワイヤレスイヤホン+KZ)。