ドン・キホーテ LE-501QC4KN-BK / LE-581QC4KN-BK 4Kチューナー内蔵の格安4Kテレビ!

ドン・キホーテ「4Kチューナー内蔵 QLED 液晶テレビ」

ドン・キホーテは、プライベートブランド「情熱価格 PLUS」から、「4Kチューナー内蔵 QLED 液晶テレビ」を発表しました。価格は50V型「LE-501QC4KN-BK」が4万9800円(税別)、58V型「LE-581QC4KN-BK」が 5万9800円。

50V型は5月15日、58V型は5月27日から全国のドン・キホーテの実店舗にて発売予定となっています。

ドン・キホーテの4Kテレビ第6弾は大きく進化

2017年6月からドン・キホーテが展開してきた格安4K(対応)テレビの第6弾。18年11月発売の「LE-5002TS4KH」と「LE-5830TS4KH」の後継機となります。先代と価格は同じながら、4Kチューナーを搭載し、また、高画質と低消費電力を実現できるQLED(量子ドットLED技術)を採用しているのが大きな特徴。いずれもドン・キホーテのテレビとして初めて搭載。

「LE-501QC4KN-BK」「LE-581QC4KN-BK」の内容

サイズ・重量と消費電力以外は「LE-501QC4KN-BK」と「LE-581QC4KN-BK」の内容は同じ。

パネル解像度は4K/3,840×2,160ドット。前述のようにQLEDを採用。コントラストは5,000:1。最近の格安4Kテレビでも対応の多く、先代モデルでも対応していたHDRについては非対応です。ご注意ください。

搭載チューナーはBS/CS 4K×1基と、地上/BS/110度CS×1基。外付けUSB-HDDを接続すると番組の録画も行なえます。大手メーカーのようにSeeQVault(デジタルテレビ放送全般に当たる、著作権保護されたコンテンツの録画データを機器をまたいで再生・視聴できる技術)に対応していないことには注意してください。ですから、本機で録画したデジタル放送番組は、本機でしか再生できません。

全てHDMI 2.0に対応したHDMI入力を4系統装備。HDMI1がARC、HDMI4がMHLに対応。

そのほか、AV入力(RCA)×1、光デジタル音声出力×1、イヤホン出力×1、LAN端子×1、録画用USB×1を搭載。本体にステレオスピーカーを内蔵しており、アンプ出力は10W×2。

インターネット接続機能や、各種動画配信サービス(VOD)などには対応しないシンプルな機能性。リモコンは付属。

スタンドを含めた外形寸法/重量は、50型が約112.5×24.4×70.5cm(幅×奥行き×高さ)/約11.5kg、58型が約129.8×28×84.2cm(同)/約17.5kg。

消費電力は、50型が約153W、58型が約172W。

格安4Kテレビ業界にとっても大きな動きでしょう

ついにドン・キホーテのテレビに4Kチューナーが搭載されました。格安4K(対応)テレビの雄と言える存在でしたから、低価格テレビの業界にとって大きな動きと言えるでしょう。

さすがに4Kチューナーは1基でしたが、従来のチューナーは2基搭載して欲しかったかもしれません。これまで同様にSeeQVault非対応なのもコストを考えると仕方ないのでしょう。

QLEDはバックライトの光源として青色LEDを用い、「量子ドット/Quantum Dot」技術による波長変換を行うことで、一般の液晶パネルと比べて、より豊かな色再現と低消費電力を実現するというもの。低価格なテレビでは難しくなりがちな高画質化に効果的に寄与できると判断したことと、コスト的なメリットがあることから採用したのでしょう。

それでもやはり低価格機ということもあり、他社のもっと高額なモデルに比べて、画質エンジンや4Kアップコンバートなどの画質面で差があることが考えられます。

両モデルがおすすめのユーザーや使い方は?

本機がおすすめなユーザーとしては、4Kチューナー内蔵テレビをとにかく安く買いたい人で、欲しい画面サイズが50か58型がちょうどよい人でしょう。

また、効果的な使い方としては、4K未満の放送や動画を見るよりは、4K放送やネットやUHD BDなどの4Kコンテンツを見るほうが他社の上位モデルとのアップコンバート能力の差が感じにくいのではないでしょうか。

本体の機能はシンプルですが、アマゾンのFire TVシリーズを接続すれば、他社のテレビのようにインターネットもVODも楽しめるので、そう問題はないでしょう。

他の低価格な4Kテレビとの比較では?

他の低価格な4Kテレビとの比較では、価格面ではオリオン、内容面ではハイセンスが気になります。

たとえば、オリオンの50型モデル「OL50XD100」は、4Kチューナー2基搭載で、税込み実売価格が58,000円程度と、「LE-501QC4KN-BK」と3千円ほどしか違いません。ただし、オリオンも機能性はシンプルで、SeeQVaultにも対応していません。

また、ハイセンスの50型モデル「50E6800」は4Kチューナー1基搭載で、税込み実売価格は67,000程度。「LE-501QC4KN-BK」とは結構差があります。しかし、東芝の技術をベースにした高画質エンジンや4Kアップコンバート機能、インターネット接続機能や各種VODサービスへの対応など機能も豊富。SeeQVaultにも対応しています。なにしろ、ハイセンスのE6800シリーズはテレビ全体でも売り上げトップクラスの人気シリーズ、バランスのよい内容とハイコスパを兼ね備えています。

オリオンもハイセンスもHDRに対応(HDR10、HLG)しているのもポイントです。

「LE-501QC4KN-BK」を購入検討するうえではとりあえず、この2つのモデルとの比較してから納得して購入されるのが良いのでないでしょうか(4Kテレビ+ドン・キホーテ)。

追記:2020年8月限定で両機種4,000円引きのセール!

7月末に新しい情報が入ってきました。ドン・キホーテは50型が45,800円(税抜)、58型が55,800円で購入できるセールを8月1日9:00 – 8月31日23:59までの期間限定で実施します。それぞれ4,000円引きです。もともと安いだけに強力です。

各店在庫限りで在庫がなくなり次第終了となるので、欲しい方はお早めにどうぞ。

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