韓国のLGがサウンドバー新モデル「LGエクレア」(LG Eclair、モデル名QP5)を発売すると7月19日に本国で発表しています。ブラックとホワイトの2色で、韓国出荷価格は89万9千ウォン(約8万6千円)。
エクレアというのは、あのフランス発祥の洋菓子で、とてもなじみ深いもの。サウンドバーに付ける名称としては独創的ですが、既存のサウンドバーのイメージを脱した形状や雰囲気をしているという意味を込めているようです。実際、いかにもサウンドバーという雰囲気ではなく、柔らかい曲線を有するファブリック素材で覆われており、スタイリッシュな外観に見えます。
メインのサウンドバー部は小型ですが、なかなかしっかりした低音が出そうなサブウーファー部も付いている2.1ch的構成。アンプ出力は総合320W。サブウーファーの低音性能は維持しながらも、振動を大幅に低減する低振動構造を本機ではじめて採用しているのが特徴。
サウンドバー部には天井方向に音を出すアップファイアリングスピーカーも搭載しており、3.1.2チャンネルサラウンドをサポート。サラウンドフォーマットとしてはドルビーアトモス、DTS:Xなどに対応しており、いわゆるオブジェクトオーディオに対応しています。
オーディオ面ではあのメリディアンの協力を得ているのもポイント。
LGは海外ではサウンドバーのラインナップが多いものの、日本では一部しか展開していません。本機については日本でも発売するとの報道があり、期待されます。
LGのサウンドバーは世界的には評価が高いようで、国内のソニーあたりのモデルとの比較も興味深いところです。
まずは国内発表を待ちたいところです。