LGの48型有機ELテレビ「OLED48A2PJA」

LGの48型有機ELテレビ「OLED48A2PJA」。アマゾン専売品で平常価格は10.5万円程度。LGの有機ELテレビのベーシッククラスに相当する「A2」シリーズに属するモデルです。

映像処理エンジンは『α7 Gen5 AI Processor 4K』を搭載。すぐ上位の「B2」と同じ映像エンジンであり、最上位には及びませんが、まずまず高品位なエンジンを積んでいると言えましょう。AI映像機能により見ているコンテンツを自動認識して最適な画像処理を行うことで高画質化を行います。

ベーシッククラスということもあり、パネルの駆動は等速の60Hz。動きの速いスポーツやゲームなどで残像を感じる場合もあるかもしれません。また、PS5などの120Hz入力にも対応していません。

120Hz入力には対応していないものの、ゲーム関連の機能は意外と充実。ピクセル自発光制御により 1ms の応答速度を実現しているハイスペック。

HDMI入力はもALLMに対応しているほか、eARCに対応しています。HDMI 2.0×3 (18Gbps、4K/60p)。

HDRは一般的なHDR10に加えて、HDR10 Pro、HLG、Dolby Vision IQと対応しています。

サウンド関係は内蔵スピーカーはフルレンジ2基で合計20Wのアンプ出力。サラウンド回路はDolby Atmosに対応しており、AIサウンドプロ、オートサウンドチューニングといった音質調整機能も搭載しています。

Android OSは搭載していませんが、LG独自のwebOS(アプリ追加可能)を搭載することで、主要なネット動画(VOD)サービスに対応しており、テレビだけで各動画サービスやネット閲覧を楽しめます。

YouTubeをはじめ、Amazonプライムビデオ、Netflix、DAZN、Hulu、U-NEXT、Paravi、Disney+、Apple TVなどに対応。クラウドゲーミングサービス「GeForce NOW」にも対応。

ネット接続はWi-Fi/有線LAN対応。Bluetooth音声出力にも対応。

チューナーは4Kが1基、地デジ・BS/CSデジタルが2基。外付けHDDへの録画が可能で、裏番組録画は可能ですが、2番組同時録画は不可。SeeQVaultは非対応。

カーソル操作やスクロール操作を行うことができる『マジックリモコン』が付属。快適に操作できます。音声検索も可能。

LG OLED48A2PJA レビューサイト情報

【LG】OLED48A2PJA/OLED55A2PJAのレビュー・感想・評判・口コミ・OLED65A2PJAも
質問する人テレビの購入を検討中。・OLED A2シリーズ(LG)このシリーズは、どんな特徴のテレビ?注意点はあるの?購入者の感想を聞いてみたいな。こんな質問にお答えします。◆この記事の内容・OLED A2シリーズの特徴や注意点をご紹介します
https://www.kachiotech.com/tv-lg-oled48a2pja/
有機ELはまだ早い…なんて今すぐ忘れて! LGの新型有機ELテレビ、すでにセールです! #Amazonプライムデー
Amazonセールのテレビって定番だと「型落ちだけどまだまだ現役だから賢く安く買えるよね」なんだけど、これLGの今年モデル。いきなりセール登場の本気っぷり。
LGエレクトロニクス OLED48A2PJA [48インチ] 価格比較
■最安価格(税込):価格情報の登録がありません ■価格.com売れ筋ランキング:-位 ■満足度レビュー:4.27(4人) ■クチコミ:118件 (※10月29日時点)

LG OLED48A2PJA 各種レビューなどから読み取れること

OLED48A2PJAは、LGの有機ELテレビ2022年モデルのなかでももっともベーシックに位置づけられる「A2」シリーズのなかでも最小サイズのモデル。それゆえ、LGの有機ELテレビ2022年モデルのなかでももっとも価格が安い(約10.5万円)という大きな特徴があります。LGは知られているように各社に有機ELパネルを供給しているメーカーであり、自社製の有機ELテレビはパネルも自社製によるコストメリットから、他社の製品よりも安いのが大きな売りにもなっています。

しかも、OLED48A2PJAはアマゾン専売品という事情もあり、アマゾンが毎月のように行っている「タイムセール祭り」などのセール対象品になることもしばしば。その場合の価格は8万円台になることもあります。いかにベーシックとはいえ、有機ELテレビが8万円台は安いと言わざるを得ません。

価格の安さは間違いないモデルですが、気になるのは画質。これについては現在の高画質テレビで欲しい装備と言われる倍速駆動と4K/120Hz入力は対応していないのはマイナス。

ただ、有機ELテレビは液晶テレビほど残像が気になりにくいので、等速60Hz駆動でもそんなに残像は気にならないというレビュー・感想は多いです。実際、一般的なドラマ、映画、バラエティー番組などでは画面のなかで残像が気になるような早い動きの物体などはそう出てきませんので、実用上は気になりにくいでしょう。ただ、スポーツ鑑賞が多い場合は少し気になるかもしれませんが。

また、4K/120Hz入力が必要になるのはPS5や一部のPC環境で実現できるゲームプレイ時のみなので、ハイスペックゲームのユーザーでない場合は不要です。

基本的な画質を司る映像エンジンについてもすぐ上位の「B2」と同じ映像エンジンを積み、AI映像機能により見ているコンテンツを自動認識して最適な画像処理を行う高度な処理を行っているだけに、普通に観ている分には十分に綺麗な映像のようです。

使い勝手や機能面では、LGのテレビは以前はネット動画サービスへの対応が少ないといった弱点がありましたが、近年はAndroidのようにアプリで動作するWebOSの導入により、この点も改善しています。テレビ単体でのVOD機能が欲しい向きにも対応できます。

録画機能はチューナー数が少ないことからあまり充実していませんが、これは安さ重視のベーシックモデルゆえに目をつぶるところでしょう。

サウンド面についても、フルレンジスピーカー2基というテレビとして最低限の装備となっていますが、これも安さ重視のため。それでもDolby Atmosに対応しており、AIサウンドプロ、オートサウンドチューニングといった機能もあるので、それほど多くを求めなければ合格点のレベルにあるでしょう。スピーカーについてはサウンドバー追加も考えてもいいかもしれません。本機はeARC対応でHDMIで高品位な音声信号を扱うこともできるので、外部のオーディオ機器との連携も問題ないでしょう。

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