Master & DynamicはANC搭載完全ワイヤレスイヤホン「MW08」を、2021年4月22日より43,500円(税込)で発売。従来モデル「MW07 PLUS」の後継機。
Master & DynamicのMWシリーズは、独創的な外観のファッション性と、イヤホン性能の高さを両立した実力の高さで、完全ワイヤレスイヤホン愛好家以外からも注目されてきました。
また、ルイ・ヴィトンやランボルギーニなど、世界の錚々たるブランド・メーカーの完全ワイヤレスイヤホンのベースモデルとなっていることでも知られています。
そんなMaster & DynamicのMWシリーズ最新モデルである「MW08」も注目のなか国内発売されました。
「MW08」の内容や特徴についてはこちらでご紹介済みです。
売れ行き好調のようで、購入者やニュースサイト、レビューサイトなどにも続々とレビュー・感想が上がってきています。
https://twitter.com/osada_osada/status/1385931993469231107″ >2021/04/24 21:21:51
https://twitter.com/osada_osada/status/1385967349786841092″ >2021/04/24 23:42:20
https://twitter.com/osada_osada/status/1386491769102106628″ >2021/04/26 10:26:12
https://twitter.com/ymir4126/status/1386690777154146305″ >2021/04/26 23:36:59
MW08どうなんだろ?
MW07PLUSは試聴した感じスッキリしたサウンドが好きだったんだけどレビュー読んだ感じMW08はちょっと求めてる感じと違いそうなんだよなぁ
MW07PLUS買った方がいいかな
ネット上での一般購入者の感想なども考え合わせると、「MW08」は、イヤホン単体としての再生音質は上位になると言っていいようです。「MW07 PLUS」よりも低音が充実して聴こえるなど、前作よりも着実に向上しているようです。また、音の情報量やキレもしっかりあるようです。
ただ、たとえばNoble Audioの「Falcon Pro」のような音質重視に振り切った競合機よりは劣るようではあります。
音質傾向としてはモニターのような分析的ではなく、音楽を楽しく聴かせるリスニング系のサウンドということでいいようです。
似たような傾向のゼンハイザー・Momentum True Wireless 2との音質比較では、Momentum True Wireless 2ほど音の温かみはないものの、クリアさや音抜けの良さでは上回る感じのようです。
アクティブノイズキャンセリングについては、一応、騒音低減効果は高めが見込めるハイブリッド方式を採用していますが、ソニーやボーズのような強力な騒音低減効果を謳うメーカーには敵わないようです。
さすがに、騒音低減効果が弱いと言われるゼンハイザーよりは強く、Jabra、Galaxy、AirPodsあたりのモデルに相当するか少し弱いレベルのようで、つまりは実用上はまずまず良好なレベルといった印象。ただ、騒音低減を重視する人には少し物足りない可能性もありそうです。
装着感は感想の個人差が大きく、純正イヤーピースで安定しているという人と、社外品のイヤーピースを使わないと安定しないという人などいろいろな感想があります。「MW07 PLUS」と異なり、イヤーフィンが付属しなくなったことも影響しているようです。
使い勝手などについては、専用アプリはイコライザーなどの凝った機能がないことは残念がられています。
MWシリーズ特有の外観への評価については、やはりこれまでよりは無難で没個性的になってしまったという意見は多いようです。そのため、今後の新カラバリが登場して気に入ったら買う、という意見の人も少なからず見られます。とはいえ、他メーカーとは異なる独特の存在感や高級感は依然としてあり、購入する価値はあるという意見も根強くあります。
総じて、コスパは高くはないものの、MWシリーズがこれまで確立してきた独特な高級ワイヤレスイヤホンというイメージを継承したまま、音質は良くなっているのは確かなようで、これまで通りかこれまで以上の存在感を持ったモデルと言えそうです。