MSIは4K解像度の27型液晶モニター「Modern MD271UL」を2023年4月27日に発売。オープン価格で税込みの実売価格は4.1万円程度。
27型4K UHD(3840×2160ドット)解像度で10bitカラー対応IPSパネルを備えた液晶モニター。
画素ピッチは0.155mm、応答速度は4ms、最高リフレッシュレートは60Hz。輝度は300cd/㎡、コントラスト比:1000:1、上下の視野角が178°、左右の視野角も178°。Adaptive-Sync対応。
TUV認定のアンチフリッカー、ブルーライトカット、ノングレアパネル、Eye-Q Checkで目の疲労を軽減。
Adobe RGBカバー率95%、DCI-P3カバー率99%、sRGBカバー率99%と広色域を再現。
液晶部背面が丸みを帯びたスリムデザイン、3辺フレームレスデザイン、アルミニウム合金製でケーブルホルダー付きのスタンド、PCソフトウェア・Display Kit対応。
上下角度調整(チルト)対応。画面の角度を-5° ~ 20°の範囲で調整可能。VESA非対応。
DisplayPort、USB Type-C(最大65Wの給電が可能)、HDMI2.0、USB、音声出力端子を搭載。
本体サイズは横:61.35cm、縦:47.31cm、厚さ:198.3mm。重量:約5.75kg。消費電力:26W。
Eye-Q Checkは、ユーザーの目の疲れ具合を測定し、目の疲れを軽減する機能。
「アムスラーグリッドテスト」「乱視テスト」「姿勢の確認」をモニター上で測定し、目を休める必要があるかを判断したり、椅子の高さや座る姿勢を正すことで、悪い姿勢で長時間座ると起こる肩や首のこり、目の疲れを防止します。
Eye-Q Checkを有効にすることで、目の疲れを軽減し、快適にモニターを使用することができます。
MSI Display Kitは、MSI製モニターの機能を拡張するユーティリティソフトです。MSI Display Kitには、以下の機能があります。
ブルーライトシールド:モニターから発せられるブルーライトを低減し、目の疲れを軽減する機能。
明るさ調整:画面の明るさを調整する機能。
色温度調整:画面の色温度を調整する機能。
ゲームモード:ゲームに最適な画面設定を適用する機能。
オフィスモード:オフィス作業に最適な画面設定を適用する機能。
映画モード:映画鑑賞に最適な画面設定を適用する機能。
テキストモード:テキストの読み取りに最適な画面設定を適用する機能。
カスタムモード:ユーザーの好みに合わせて画面設定を調整する機能。
MSI Display Kitは、MSI製モニターの機能を拡張し、より快適にモニターを使用することができるソフトウェアです。
MSI Modern MD271ULの評価や適性について、本機の内容や各種レビューから分析・考察してみます。
Modern MD271ULは、ビジネスや普段使いに適したコストパフォーマンスに優れた4Kモニターと言えるようです。
海外レビューでは、その高画質と使いやすさが高く評価されています。
例えば、米国のレビューサイト「Tom’s Hardware」では、Modern MD271ULについて、「ビジネスや普段使いに最適な4Kモニター」と評価されています。また、英国のレビューサイト「Trusted Reviews」では、「高画質で使いやすく、コストパフォーマンスに優れた4Kモニター」と評価されています。
Modern MD271ULは、高画質と使いやすさ、コストパフォーマンスが高く評価されており、海外レビューでも高い評価を得ています。
国内でもこの内容で4万円程度の安さであれば、コスパの高い優良機と言えそうです。公称スペックについてもビジネスや普段使い用には十分なものです。ただ、120Hz非対応はいいとしても、VESA非対応が気になる向きはあるかもしれません。