NECは7インチタブレットの新製品・LAVIE Tab E TE507/KASを2020年1月下旬から発売します。オープン価格で実売19,800円(税別)の予想。
OSにはAndroid 9.0を採用。7型のIPS液晶(解像度1,024×600)を採用。ストレージは32GB。microSDカードでのストレージ増設にも対応します。また、Web閲覧であれば約9.7時間使用できる大容量バッテリーも搭載。本体サイズは102.9×176.3×8.3mm。
CPUはMediaTek MT8321(4コア、1.3GHz)、メモリは2GB、カメラは前面/背面200万画素、IEEE 802.11n、Bluetooth 4.0対応、センサーはGPUと加速度、インターフェイスはMicro USB、ヘッドフォンジャック。内蔵スピーカーはモノラル。
キッズモードとブルーライトカットに対応。国内サポートや初めてでも安心なマニュアルも付属するなど、タブレット初心者や子供、年配のユーザーも意識しています。
従来モデル「TE507/JAW」の後継機で、Android OSが7.0から新バージョンになっているほか、体積を約6%減少。質量は236gを実現するなど、よりコンパクトで軽量になったことが主な違い。基本的なスペックはあまり違いはありません。ストレージは16GBから倍増しています。
背面カメラは「TE507/JAW」では500万画素、また、照度センサーも付いていました。バッテリー容量は3500mAhで、駆動時間が約8時間。本体サイズは98.7×193×8.4mm、重量は約260g。
「TE507/JAW」では「Microsoft Office Mobile」の搭載で、文書の修正やメール作成なども可能となっていましたが、TE507/KASでは搭載の記述はないようです。
7インチタブレットはスマホともっと大型のタブレットの中間的なポジションで、いわば中途半端な立ち位置なのか、近年、製品数は少なく、現行品のほとんどがスペックがあまり高くない状態が続いています。
そんななか、NECは果敢にも7インチタブレットの新製品を出しましたが、従来モデルで7インチタブレットの定番モデルである「TE507」(というより選択肢が少なく、国内メーカーにこだわるならNECくらいしかない)が型落ちになるのを防ぐくらいのモデルチェンジな印象です。
正直、中国メーカー製のコスパやSIMカードも使えるといった利便性も考えると、やや割高な印象もあります。
ただ、国内メーカーならではの安心感やサポート体制は、子供や年配の方、タブレット初心者にとっては大きく意味があるでしょう。
一方、すでにスマホやタブレットを使いこなしているようなユーザーとっては、なかなか活用方法が見出しにくい製品かもしれません(タブレット+NEC)。