NUARLは有線イヤホン「Overture」を、2023年8月11日に発売。価格は66,000円。
独自テクノロジーによって低域の量感と音像の定位感、フィット感を自分好みにカスタムして“自分音(ね)”を探せるというのが特徴。
再生音の量感や音の広がり、定位感を調整できる機構として、500Hz以下の低音のみを2dBずつ調整可能な4段階の音調ノズルが長短2種類付属する。イヤーピースも、装着感と遮音性を両立したシリコン製「Block Ear+7」、同じ構造と形状ながら1mm短軸の「Block Ear+6N」、遮音性を高める低反発フォームの「Magic Ear+9」の3種類が付属。好みに合わせた装着感、遮音感を選べます。
10mm径のDLC(ダイヤモンドライクカーボン)振動板に7NグレードのOCC(単結晶状高純度無酸素銅線)のボイスコイルを組み合わせた独自の「NUARL DRIVER [N10]v6」ドライバーを搭載。
最強グレードの高等級ネオジム磁石をボイスコイルの内側と外側の両方に配置した強力なデュアルマグネット磁気回路との組み合わせにより、高精細でありながら豊かなサウンドを奏でるとしています。
ドライバーの前後を閉塞し、ふたつの独立した空気室を持たせたデュアルチャンバー構造のドライバーモジュールを搭載しており、筐体のサイズに関わらない低域の量感を再現。
ドライバー前面からノズルまでの空気室に、3Dプリントで作成した独自のNUARL Phase Guideを備え、高域の位相干渉を抑え、歪と効能率を両立。伸びやかな高音を実現。
第3世代ETL音響モジュールをドライバー後室に2基、前室に1基搭載した世界初の「ハイブリッドHDSS」も採用。大音量時の歪みを防止すると同時に、素材からの付帯音を吸収。
ドライバーは、組み込み前に100時間のエージングを行なって音質を安定化。ノズル部の素材に真鍮を採用し、筐体を素材を変えることで共振点の分散を図ったとしています。
筐体は剛性に優れたステンレス鋼を採用。5軸CNC切削加工による複雑な曲線の組み合わせを施して、筐体内部での共鳴を抑制すると同時に、装着しやすい独自のデザインを施したとしています。
再生周波数帯域は10Hz~40kHz、インピーダンスは16Ω、音圧感度は105dB±3dB/1mW、最大許容入力は20mW。重さは約15g。
内部の配線や、ケーブルの接続には、日本製の20%銀含PbフリーのSnAgCu(スズギンドウ)半田を使用。ケーブルは4.4mm金メッキ5極プラグに7N OCC 0.06mm/7×7 8芯の銀メッキ銅線を採用したバランス接続仕様で、Pentaconn Earによるリケーブルに対応。3.5mmアンバランスへの変換ケーブルも付属。付属ケーブル長は130cm、変換ケーブル長は15cm。
今日聞いた中で良かったものはオーテクのイヤピ、NobleのSpartacus、TIMSOK TS-316 、ELYSIAN ACOUSTIC LABSのANNIHILATOR(殿堂入り)、ELETECK RAPHAEL、Jomo Audio 408H SKYLINEとGT600 GRAN TOURER、MADOO Typ821、Nuarl Overture、Tipsy DUNMER PRO、DUNU SA10、HIFIMAN ANANDA NANO 参考にしてね
— usage(ゆーすぃっじ) (@usage_a) July 8, 2023
Nuarl Overture 1DDのステンレス筐体 試作機を散々聞いてきましたが、良くなった印象です。レスポンスがよく、やや硬い音で、絞り出したような圧が部分部分で出てくるようなイメージ。筐体がステンレスで重いのでイヤピをぴったり合わせたい。続く。 pic.twitter.com/LHV31v1bHP
— usage(ゆーすぃっじ) (@usage_a) July 8, 2023
Nuarl Overture ノズルを4種類×長短それぞれの8種類も付属。標準から高域よりに変更してみるとより高域がでて鮮烈な音がします。ただ標準ノズルの圧みたいなのが減って面白味は少なくなったかな。6万円ぐらいでかなり出来がよい。好き。そして筐体の写真を取り忘れw pic.twitter.com/aHwUp8QqK7
— usage(ゆーすぃっじ) (@usage_a) July 8, 2023
#NUARL #Overture をeイヤホン仙台駅前店でお試しいただけます!
スピード感のあるスッキリした低域と情報量が多い上品な中高域が特徴的。
そして付属品が超豪華!ノズルやイヤーピースが多数付属しています。変更したい場合はスタッフまでお気軽にお声掛けくださいませ🎵https://t.co/ZoMNRMWGL2 pic.twitter.com/WKntITngBo— がっつ@eイヤホン仙台駅前店 (@eear_guts) August 8, 2023
【プチ補足】NUARLのOvertureは試聴機ではタイトに引き締まった低域がクールな音像を演出していてこういった寒色系サウンドが好きな人は堪りませんね。そして刺激的な中高域、上方向への伸びがしっかりと感じられました。
ノズル交換でどれ程音が変化するのかも気になる所です🤔— nonyoshy (@No44_audio) August 12, 2023
nuarlのoverture、評判いいけど自分は微妙だと思った…
ノズル変えたらいいのかも?
やっぱノズルでチューニング変えられる機能は試聴の段階では変えるの無理だったりめんどかったりするから、あまり好きじゃあないな— テトラアンミンさん (@NH3ga4koaruyo) August 9, 2023
NUARL Overtureの音が好き過ぎて、試聴から帰ってきても、布団に入ってもこうなってる。 pic.twitter.com/Z9cUt5ixfv
— ぺ カレー(オーディオ用) (@pe_audio) August 8, 2023
NUARLさんの新作イヤホンOverture購入しました!
全体的にカッチリしていてタイトな低音が好みにドンピシャ
8種類のノズルが付属していて交換することで幅広い楽曲ジャンルで楽しく聴ける素敵イヤホン
…まった甲斐があった#NUARL pic.twitter.com/vwpSSzOeNt— 歌声唯求🧼不定期配信中📻 (@Utakata_Yume_V) August 11, 2023
NUARL Overture
気になってた1本。写真は違いますがeイヤの視聴会ほうでノズル違いも聴いてみました。1番低域が出るBかつ金ノズルが好きでしたね。よかったんですけど今ひとつ足りない気が…という感じでした pic.twitter.com/C2wZpHWKyD— ゆう (@m_n2120) August 11, 2023
ノズル、一通り試しましたが白と赤でも低音の効きがかなり違う感じですね。
てか、高音キレイやなぁ
(●´ω`●)#nuarl overture— GENZO公爵@天クラ、ウマ娘、アリスギア (@GENZO_tenkura) August 11, 2023
NUARL Overture
まだエージングが済んでないのかノズルなのか中高域のアタック感が強く刺さり気味だったのが気になりました。低域は締りがあって芯がはっきりしてて量感はそこそこ、ボーカルは暴れ気味の高域にちょっと埋もれちゃってましたね。刺さる人には刺さりそうです。 pic.twitter.com/1euRN1qd3s— nonyoshy (@No44_audio) August 11, 2023
NUARL Overture試聴しました。
ノズル等でカスタム可能……
デフォで聴く。うぉぉ
攻めてるぅ😂1DDのストロングポイントである、低域の気持ち良さ、纏まりがしっかりと表現されてる!
これ6万?
他の製品と比べたら、高校球児の中に今のオオタニさん居るレベルに感じた。買うわ(使命感 pic.twitter.com/XmlSxz7DqL
— ぺ カレー(オーディオ用) (@pe_audio) August 8, 2023
今日聴いてきたイヤホンその1
NUARLのOverture
ノズル変えたりできて24通りのサウンドが楽しめるとのこと。
音は濃くて厚みがありますが、音場は狭め。低音が強いため、中高音が低音に飲み込まれるように聴こえる。
ノズル変えてどうなるかなぁっていうところ。 pic.twitter.com/0mCkwdbtIE— ひよばん! (@bancho_hiyoko) August 9, 2023
NUARL Overtureはいいですね〜。とても気に入りました。ノズルで音の出方がかなり変わりますが金のホワイトが好みかな。 pic.twitter.com/4u3jU1mfsw
— エス (@es_time0204) August 13, 2023
My New Gear…#NUARL Overture
NX1以来、3年ぶりくらいの金属筐体イヤホンが着弾!
ノズル+イヤピ交換でだいぶ印象が変わるので遊べる楽しさあり
手持ちとはキャラ被りしそうに無いから大事に育てていこう😁新グッズ?のケーブルクリップが付属してたのは個人的にサプライズw pic.twitter.com/oaUD9dfU6o
— あっぐぁい (@aggai_uv) August 11, 2023
NUARL Overture
ノズル交換の楽しさはかなり実感出来る
短いのと長いのとそれぞれの違いが楽しい
イヤピも種類あるし、付属ケーブルで既に良いものだし、やっぱいいなぁ(タイミングにより今は手が出せない
自分は短い方のBとWが好きかな pic.twitter.com/uUdquTGdQ0— 伊月 (@iz_itsuki) August 12, 2023
NUARL Overture 試聴
宣伝の通り、高域に歪み感なく、低域は量感豊か。でもそれぞれで音色が違う。例えばピアノの右手と左手でも音色が違うから、一つの和声として響かない。ノズルも気になるけど、高級スピーカーでもこういう音は結構あるので、音作りかもしれない。音楽ジャンルを選ぶイヤホンかも pic.twitter.com/TSYRY14kaQ
— すいとな (@GorodaKedeSU) August 12, 2023
NUARL Overtureの音質への評価は、このイヤホンの基本的な音質傾向としては、多くのレビュアーで共通している印象です。
つまり、全体的にはやや硬質でクールなサウンドであり、低音はほどほどの量感で締まりよく明瞭、中高域もクリアかつ歪み感の少ない純度の高い傾向のようです。いわゆる寒色系のスッキリサウンドのようです。
この音質を基本に、ノズルの付け替えで音質を調整できることになっていますが、どうも基本的な音質傾向を変えるほどには音は変わらないようです。本機の基本サウンド傾向を気に入った人が、さらに気分や音楽の違いで音質を微調整して楽しむ、というイヤホンのような感じでしょうか?
自然で聴き疲れしにくいというよりは、クッキリとクリアな音で音楽を楽しみたいという、オーディオ好きによく見られる方向性のサウンドのイヤホンのようです。
素材や見た目のイメージにも合ったサウンドのようで、メーカーも意図しての音質チューニングであろうとも推測できます。
音が好みに合えば、単体で音質を微調整できる点で使い勝手のよい好機種になりそうです。