qdcは有線イヤホンの新モデル「WHITE TIGER」を2023年7月14日に発売。価格は198,000円。日本限定300台のリミテッドモデルとなっています。
2022年発売の「TIGER」をベースに、コンセプトを変えて設計/チューニングしたというモデル。
バランスドアーマチュア(BA)ドライバー×6基と、EST×2基の4ウェイ、片側8ドライバー構成。このドライバー構成は「TIGER」同様。
WHITE TIGERは、ユニット構成はTIGERをベースとしながら、「音の強弱と音の定位に焦点を当てたチューニングで、TIGERとは異なるトーンに仕上げた」としています。
フェイスプレート&エッジ、シェルカラーなど「白虎の美しさと力強さをイメージした」デザインと謳っています。
耳への負担を軽くするため、チタンメタルシェルのTIGERとは異なり、樹脂製シェルに変更し、軽量化を実現したとしています。シェル形状の工夫と、付属のソフトフィットイヤーピースによって、ユニバーサルイヤホンながらもカスタムIEMに匹敵するフィット感を実現したと自信を見せています。
周波数特性は10Hz~70kHz。入力感度は105dB SPL/mW。インピーダンスは15Ω。ケーブルは、カスタムIEM 2pinコネクター(0.78mm)を採用。
今朝は Astell&Kern A&futura SE300 と qdc WHITE TIGER 🐯
SE300 はOSモードでClass-Aアンプ。繊細な鳴らし方するイヤホンだとOSモードの方が聴きたい帯域だけにフォーカス当たる感じで心地いい。 pic.twitter.com/XKszJvrTdQ— アユートの営業S@Audio事業部 (@aiuto_audioS) July 17, 2023
qdc WHITE TIGER 元のTIGERと比べるとドンシャリ気味。TIGERとは好みの違いかなぁ。こっちも良いけど個人的にはオリジナルの方が好き。2Pinになったのはいいね。次はBLACK TIGERですね(えび) pic.twitter.com/YpC6BXf4oi
— usage(ゆーすぃっじ) (@usage_a) July 8, 2023
qdc WHITE TIGER
手持ちの通常版と比較して、金属的な鳴りを抑えて横の広がりを強調した感じ
さすがのqdc、そりゃあ良いよね pic.twitter.com/9TNJmbHT8A— 山岡たかし (@ymok26) July 8, 2023
qdc White tiger
tigerに不足している低域がしっかり出てました。
バランスが良くなり、なんでもそつなく鳴らせそうと感じつつも特徴がなくなったかなと。 pic.twitter.com/z6vKDOm1dk— やしー🐨🎼🐴☄️(やっしっしー、やしー1st) (@sougetsu_code01) July 10, 2023
QDC
SUPERIOR
話題の日本限定の1DD
価格以上の音なのは確か
女性ボーカルがちょい詰まるってのはこの価格で文句言ったら酷か
多分これからカラバリとか色々でるロングセラーになりそうWhite Tiger
無印タイガーより聴きやすいく筐体が小さく軽くなった分フィット感が良好
こっちのが好き pic.twitter.com/9tQa4f66DF— しのみや (@shinomi0489) July 9, 2023
【#eイヤ大阪日本橋本店】
やっと聴けたで!#qdc WHITE TIGER
めーっちゃ美人で可愛いな…めっちゃ自然な音の繋がり…
ニュートラルで無機質な空気感が楽曲によっての空気に染まりやすいなと思いました🐻めっちゃ好き❤️
低域のハツラツもよい!粒立ちが細かくて華やかさが欲しい方は
TIGER 🐯☆ pic.twitter.com/1De8uKjrRw— みくぺ🍆@e☆イヤホンのお姉さん (@eear_mikupe) July 13, 2023
持ち歩くからぶっ壊れるの嫌だなとか思うので100k以上って、と考える人だけどqdc WHITE TIGER 恐ろしく音良くてコレは凄いと唸るレベル。まじで素晴らしいサウンド。 pic.twitter.com/6ETswUPqpz
— パンコパ のぞみたい (@RainyDayCircus) July 14, 2023
My New Gear
qdc WHITE TIGER初めての白いイヤホン!
限定999のDAPを買うはずがタイミング悪く買い逃したために
限定300に惹かれて買ってしまいました。
100円買取のイヤホンを下取りCPに出せたのが大きい😅早く聴きたいのにシュリンクピッチリでなかなか開かない(笑
相変わらず写真下手くそ😇 pic.twitter.com/mh3MaVJqPJ— マサヤシ(Kaku2000) (@KakuS2000) July 14, 2023
qdc WHITE TIGER
樹脂筐体になって普通のTIGERより落ち着いてる
低音がこっちのが綺麗なんかなと思う pic.twitter.com/CitnQaMDdM— せと (@SETO4321) July 15, 2023
qdc WHITE TIGER
TIGER譲りの高域と中域、しっかり圧を感じる低域でよりジャンルを選ばなくなった印象
ストレスなく聴ける高いフィット感は安心のqdcクオリティ
模様は薄くておとなしめ、筐体の白もきれいでいい感じ👌 pic.twitter.com/jbsOgHCWuA— デコポンポン (@deko_Ponbb) July 14, 2023
qdc WHITE TIGER、無印TIGERの解像感は残しつつより音の広がり方が自然で全体的に余裕を感じられるサウンドに仕上がってたのがすごく良かった👍 pic.twitter.com/bdR0f5x84H
— くまきち (@kumakichi_k) July 14, 2023
一日遅れのqdc WHITE TIGER、購入しました。
静寂と咆哮、楽しませていただきます。
見た目スゴク好みです pic.twitter.com/vkyx5HKW33— からあげ (@3TPKad4Wmitw46Q) July 15, 2023
qdc WHITE TIGERの音質については、購入者、試聴者ともにかなり高い評価が並びます。価格に見合った解像度・情報量をベースに、音域バランスのよい、ニュートラルな万能型の優秀機のようです。
ベースモデルの「TIGER」との比較でも、よりバランスがよくなったという声が多く、とくに「TIGER」では控えめに感じることがあった低音の量感が増し、この影響でバランスがよくなったと感じることがあるようです。
一方、「TIGER」にあった、特徴や個性が薄れ、なんでもそつなくこなす優等生だけれども、面白みが後退したという意見もあります。となると、音質的な汎用性や完成度の面では後発の「WHITE TIGER」のほうが有利なのかな、という印象も受けます。
高級イヤホンというと、音質ばかりに注目がいきがちですが、本機の場合は、装着性のよさや本体の軽さも評価されています。これも「TIGER」の金属筐体から樹脂筐体に思い切って変更したことも関係しているようです。
高額なイヤホンは、モノとしての価値や質感の確保の目的もあり、金属筐体を用いることも多いもの。音質的にもメリットはありますが、反面、筐体の重さや装着性の難しさといった点もあります。金属筐体と樹脂筐体のどちらを用いるかに正解はなく、相当な高級機でも樹脂筐体だったり、1万円程度でも金属筐体だったりします。ただ、本機の場合は、金属筐体から樹脂筐体に変えて、音質と装着性をうまくまとめたようなイメージはあります。
ベースモデルの「TIGER」についても、音質面でもモノとしての質感の面でも、 「WHITE TIGER」とは好みの違い、という意見もあります。
それでも「WHITE TIGER」については、音質面、装着面での高評価を約20万円という価格と考えあわせても、限定販売で終わるのは惜しい気はします。通常販売も期待したい逸品なのではないでしょうか。