2月8日に中野サンプラザで開催されたポタ研2020冬。純A級動作ヘッドホンアンプを積んだDAPでおなじみのQuestyleから、超コンパクトなUSB-DAC/ヘッドホンアンプ「Q-Link」が参考展示されました。
おなじみの純A級アンプではないものの、QPMなど、同社上級ポータブルプレーヤーのアンプ技術をチップ化してコンパクトな筐体に投入したという意欲作。それでいて、国内価格は約1万円を目指すというのですから、期待が高まります。
USB Type-C接続のコネクタ部からは、取り回しのよさそうなしなやかなケーブルを経て、USBメモリサイズのDAC/ヘッドホンアンプ部がくっついています。
イヤホンジャックは、ごく一般的な3.5mm径ステレオミニ。DACチップなどの詳細はまだわかりませんが、国内ニュースサイトの検証ではPCMで384kHz再生がXperiaでできたとのこと。他社の類似商品の最近のスペックからすると、おそらく、PCM32bit/384kHz DSD 11.2MHz対応あたりではないかと推測されます。
ポタ研2020冬での試聴感想やレビューはまだほとんどありませんが、数少ないネット上での感想を見ると、このサイズ、価格にして、「キッチリとQuestyleサウンド」というのがありました。価格は考慮してのものでしょうが、最近はこのジャンルに、iBassoのDC01のような実力派のヒット商品も出てきていますし、各社力も入っているようで、侮れない実力を持っているような気がします(USB-DAC+Questyle)。