海外のアマゾンで、RavPower(ラブパワー)の製品の販売が閉め出されたという報道が国内でなされています。その後、16日から日本国内のアマゾンでも同様になっています。
アマゾンのガイドラインに反する、購入者への商品券との引き換えでのレビュー依頼が多数確認されたことが理由としています。
以前から多くの中国系メーカーで横行している行為だとは言われていましたが、アマゾンも知ってか知らずか放置しているように思われていました。
しかし、先日にはMpowが同様の理由でアメリカのアマゾンから閉め出されており、同じことを行っているメーカーも閉め出される可能性はあったので、驚くことではないでしょう。
気になるのは、RavPowerブランドを展開しているSUNVALLEY(サンバレー)という会社はいくつものブランドを擁しており、そのなかにはワイヤレスイヤホンでおなじみのTaotronics(タオトロニクス)もあるということです。Taotronicsには、ハイコスパで定評のある完全ワイヤレスイヤホンもいくつもあり、廉価にポータブルオーディオを楽しんでいるユーザー層にとっては、このブランドがいきなり買えなくなるとすれば残念ではあります。ただ、RavPowerがだめということになると、サンバレーのほかのブランドもアマゾンから閉め出されそうという憶測は広がっています。
どうやら実際に「Taotronics」「VAVA」のサンバレーのブランドが国内でも販売停止になっています。Amazonプラットフォームと調整の上、できるだけ早期の販売再開できるよう努めているという報道も出てきました。サンバレー国内法人からのお知らせも出ています。
アマゾンで安く中華メーカー製品が買える時代も曲がり角に差し掛かっているのかもしれません。