リーズナブルなイヤホンなどのポータブルオーディオ製品で注目を浴びているのがrealmeブランド。
今度は、LDAC対応でありながら299人民元(約5,000円)という安さのネックバンド型Bluetoothイヤホン「realme Buds Wireless 2」を本国で発売。LDAC対応でこの価格というだけでも驚きですが、なんとアクティブノイズキャンセリング機能も搭載しています。
イヤホンとしても、複合振動板を採用した13.6mm径ダイナミックドライバーを搭載と謳っており、LDACを生かせる高音質も期待できそうです。
通信方式:Bluetooth 5.0、コーデック:LDAC/AAC/SBC、連続再生時間:最大22時間(ANCオン/LDACで約10時間)、重量:29g。IPX5防水も装備。
自社開発と思われる最新のR2チップを採用し、最大25dBの騒音をカットするアクティブノイズキャンセリング機能、外音を取り込むトランスペアレントモード、88msの低遅延を実現するゲームモードも搭載。
ANCの性能や低遅延ゲームモードのスペックがANC搭載の完全ワイヤレスイヤホン『realme Buds Air 2 Neo』などと同じで、同様スペックのモデルでも「R2」チップを搭載していることによるのでしょう。
高性能なチップを自社開発できることが低価格の秘密なのでしょう。
さまざまな設定ができる「realme Link」アプリにも同ブランドのこれまでのイヤホン同様に対応。このあたりの利便性も大手メーカーならでは。
LDAC対応で国内で最も安く買えるBluetoothイヤホンとしては、ソニーの「WI-H700」が9千円程度。しかもANCはなし。
ANCもあるモデルではAusounds「AU-Flex ANC」の17,000円程度と一気に高くなります。
「realme Buds Wireless 2」が国内発売されるとして、価格がそれなりに本国より高くなるにしても、これまでで最安のLDAC対応イヤホンになりそうです。