英RHAの完全ワイヤレスイヤホン「TrueConnect(トゥルーコネクト) 2」
ナイコムは、英RHAの完全ワイヤレスイヤホン「TrueConnect(トゥルーコネクト) 2」を7月17日に税抜き17,900円で発売します。カラーはCarbon Black、Navy Blue。
2018年10月に税抜き19,900円で発売した「TrueConnect」の後継機。価格を少し下げながらも、機能・音質を大幅に向上させたとしています。
「TrueConnect 2」を先代の「TrueConnect」と比較しての違いも交えながらご紹介
「TrueConnect 2」の内容や特徴を先代の「TrueConnect」と比較しての違いも交えながらご紹介します。
イヤホン部には6mm径のダイナミック型ユニットを搭載した密閉カナル型。この口径は両機とも同じですが、全く同じユニットを使っているかはわかりません。ただ、感度が90dBから98dBに上がっていることから、ユニットを駆動するアンプは一新されています。サウンド面でもやや低音重視の音作りから全体にクリアなサウンドに方向転換しているとしていて、より幅広く対応力の高いサウンドに変貌しているようです。
デザインは変わっていないようです。「TrueConnect」は快適性を考慮したエルゴノミック・ステムデザインと称するデザインを採用していましたが、要はAirPodsに似たデザインです。そのため、発売当初から一部では「黒うどん」などとも呼ばれています。見た目の揶揄はともかく、装着安定性や回路などの収納、電波の受信などにおいて都合のよい形状だったらしく、めでたく?同じ形状を維持しています。
イヤホンの重量は左右で12g。「TrueConnect」は13gでした。
バッテリー性能は大幅に向上
バッテリー性能は大幅に向上。「TrueConnect」ではイヤホン本体で約5時間、付属の充電ケースと合わせて約25時間の連続再生が可能だったものが、「TrueConnect 2」では本体で9時間、充電ケースで35時間、併用で最大約44時間の長時間再生が可能となっています。
満充電までの時間も「TrueConnect」では1時間40分だったものが「TrueConnect 2」では1時間10分と短くなっています。15分急速充電はどちらも対応しています。
接続安定性も向上。「TrueConnect」では発売当時は一般的であったリレー方式のため、片chが接続不安定になりやすい弱点がありました。「TrueConnect 2」では左右同時伝送になり、chによる接続の度合いの不均衡は改善しています。
対応コーデックはどちらもSBC/AAC。今回もaptXに対応していないのは残念です。
利便性も大幅向上
利便性も大幅向上。
ハンズフリー通話対応の内蔵マイクは1つから2つに増加。しかも、新たに環境騒音を減少させてクリアな通話が可能になるノイズリダクション機能も採用しています。通話だけでなく、テレワークでの使用も増えている時世に合ったアップデートです。
SiriやGoogleアシスタント、Alexaなどの音声操作も新たにサポート。これも最新のワイヤレスイヤホンに求められる装備であり、歓迎されます。
操作系は物理ボタンからタッチ式に変更。これも一般的にはグレードアップと考えられる変更です。ただ、タッチ式を好まないユーザーもいるので、操作感は実機で確認されたほうがいいかもしれません。
防水性はIPX5等級はどちらも同じですが、「TrueConnect 2」ではさらに防塵性も加わりIP55等級となっています。アウトドアでの耐久性は大幅に高まっていると言えそうです。
両機の比較では「TrueConnect 2」を選ぶのでよさそうです
ここまで見てみると、「TrueConnect」と「TrueConnect 2」の比較では多くの点で「TrueConnect 2」が優れていると言えます。「TrueConnect」がすごい投げ売りで安い、という理由以外では(それが記事執筆時点でも「TrueConnect」は全然安くないです)「TrueConnect 2」を選ぶのでよさそうです(完全ワイヤレスイヤホン+RHA)。
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