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SENNHEISER CX 350BT / CX 150BT ネックバンド型Bluetoothイヤホン 比較しての違いは?

SENNHEISER CX 350BT / CX 150BT ネックバンド型Bluetoothイヤホン

ゼンハイザー(SENNHEISER)は、ネックバンド型Bluetoothイヤホン「CX 350BT」「CX 150BT」を5月28日に発売します。オープン価格で、CX 350BTは税抜11,700円前後、CX 150BTは税抜9,000円前後での実売が予想されます。

左右のイヤホンがケーブルで繋がっているネックバンド型Bluetoothイヤホン。

「CX 350BT」と「CX 150BT」を比較しての違い

「CX 350BT」と「CX 150BT」の違いはBluetoothの対応コーデック。350BTはSBC、AAC、aptX、aptX LLに対応。一方、150BTはSBCとAACに対応。

aptXはWindowsなどで利用できる高音質コーデック、また、aptX LLは動画やゲーム(種類によりますが)でBluetoothを使用しても違和感がないほどの低遅延を実現しているコーデックです。いずれも送信対応機器の用意が必要ですが、特に低遅延を求めるユーザーにとっては、aptX LLを採用している「CX 350BT」がおすすめです。

aptX LLを採用しているメーカーは少ないのですが、ゼンハイザーはaptX LLの採用がほとんどない完全ワイヤレスイヤホンでもaptX LLを採用しているほどこのコーデックに入れ込んでいる?ので、aptX LL使用時の動作の安定性も期待できるでしょう。ただ、完全ワイヤレスイヤホンの現行機ではaptX LL対応が省かれてしまい賛否を呼んでいます。完全ワイヤレスイヤホンでのaptX LL外しを補完する意味でも「CX 350BT」を出した可能性もあります。

一方、iPhoneなどアップルのiOSデバイスで採用されているのがAACコーデック。iOSデバイスではほかにはSBCしか使えないので、「CX 350BT」を買ってもaptXとaptX LLは無駄になります。

しかも、対応コーデック以外に「CX 350BT」と「CX 150BT」に違いはないことになっているので、iOSデバイスで両機のどちらかを選ぶのであれば「CX 150BT」となります。

「CX 350BT」と「CX 150BT」で共通する基本的な内容

ダイナミック型ユニットを採用したイヤホンは周波数特性は17Hz – 20kHzで、重量は約13g。形状はカナル型。

接続デバイスの操作が可能なリモコンとハンズフリー通話が可能なマイクも搭載しています。

連続使用可能な時間は10時間。また、急速充電に対応しており、1.5時間でフル充電が行えます。充電端子にはUSB Type-Cを採用。イヤーピースは4サイズ付属。

いずれもカラーはホワイトとブラックを用意。モデルごとにカラバリを変えて展開するといったことをしていないため、カラー優先で使わない機能を搭載した高い方のモデルを買う、といった、ありがちな問題もありません。

ゼンハイザーとしては、Bluetoothイヤホンは完全ワイヤレスタイプだけが選択肢ではないことも示すための新製品としています。

価格からすると、なかなかゼンハイザーの有線モデルの上位機のようなサウンドは難しいでしょうから、もっと高額な上位モデルの登場も期待したいところです(Bluetoothイヤホン+SENNHEISER)。

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