2020年のAmazonブラックフライデーおよび、サイバーマンデーセールにおいて、ゼンハイザーのBluetoothワイヤレス対応ノイズキャンセリングヘッドホン・「HD 458BT」なるモデルが14,800円のセール価格で発売されています。(通常価格は26,400円となっています)
追記:2021年のブラックフライデーセールにおいて、12,980円というさらなる安価で発売されています。
どうやらこのモデルは、広く一般に発売されている「HD 450BT」のアマゾン専売モデルのようです。
つまり、「HD 450BT」と「HD 458BT」は中身が同じで、販路の違いによるモデル名の違いが基本となるのではないかということです。
実際には多少カラーリングが異なっており、「HD 458BT」は「HD 450BT」の黒をベースに一部レッドカラーのアクセントも加わっているような感じです。
もし、「HD 458BT」と「HD 450BT」が実質的に中身が同じだとすると、「HD 450BT」の税込み実売価格は22,000円程度なので、今回の「HD 458BT」のセール価格だとかなりお得ということが言えるでしょう。
アマゾンの販売ページを読むと「HD 458BT」について、「国内最高権威VGPアワード金賞を受賞したHD 450BTのアマゾン限定カラーモデル」と明記されています。やはり「HD 458BT」と「HD 450BT」は中身は同じということでいいようです。
では、「HD 458BT」の内容と特徴についてですが、当サイトでは「HD 450BT」の内容と特徴について既に、以下の記事でご紹介しています。この記事を「HD 458BT」の内容と特徴として参考にできるのではないかと思います。
オーバーイヤー密閉型のBluetoothワイヤレス接続対応のアクティブノイズキャンセリング機能搭載モデル、というのが基本的な内容。
Bluetoothのバージョンは5.0。対応コーデックはSBC/AAC/aptX/aptX LLとなかなか幅広く、特に低遅延性を特徴とするaptX LLへの対応は注目でしょう。
NFC、マルチペアリングといった便利機能も搭載。もちろん、スマホなど、Bluetooth接続した機器でのハンスフリー通話や、各種リモコン操作も可能です。サイズは大きく見えますが238gと軽く、折り畳みもできます。
バッテリー性能はBluetooth+ノイズキャンセリング使用時で30時間とロング。充電時間は2時間で、急速充電にも対応。充電端子はUSB-C。
ゼンハイザーが独自に開発した「Smart Control」アプリにも対応。イコライザーによるサウンドのカスタマイズや、ファームウェア更新ができるようになっています。
「HD 458BT」の購入者などのレビュー・感想としては、アマゾン専売ということもあり、アマゾンの販売ページに書いてあるレビューがメインの情報源となります。
ただ、販売ページは込みいっており、同じレビューのなかに「HD 458BT」だけでなく、「HD 450BT」や、さらにその先代モデルである「HD 4.50BTNC」など複数のモデルのレビューが混じっているので、よく区別してみる必要があります。どのモデルへのレビューなのかはわかるようになっていますので。
なお、このレビューのなかでは「HD 450BT」のレビューも実質「HD 458BT」のレビューとして受け取ることができるのではないかと思われます。
「HD 458BT」と「HD 450BT」のレビューの全体的な印象としては、ノイズキャンセリング性能はソニーやボーズなどよりも落ちるものの、音質はソニーの同クラス品であるWH-H910NやWH-H900Nよりも強調感の少ない自然な音質で好感触、といった感じ。騒音低減性能よりもこの価格帯(2.2万円程度)として音質重視の方に向いているように思われます。
アマゾン以外のサイトから「HD 458BT」のレビューを探すとすれば、「HD 458BT」を探すというよりも、「HD 450BT」のレビューを探すという方法でもいいと思います。たとえば、「HD 450BT」の価格コムのページが参考になるでしょう。