ゼンハイザー(SENNHEISER)は、Bluetoothヘッドホン「MOMENTUM 4 Wireless SE」をアマゾン限定販売で2023年8月から発売。通常価格は59,950円程度。
一般販売モデル「MOMENTUM 4 Wireless」(2022年8月発売で、発売時の実売価格は5.5万円程度、2023年秋時点での実売価格は4.6万円程度)のバリエーションモデル。
「MOMENTUM 4 Wireless SE」は基本的に、ヘッドホンとしての内容・仕様・機能は「MOMENTUM 4 Wireless」と同一。
両機を比較しての違いは一部のアクセント部分のカラーリングです。
「SENNHEISER MOMENTUM 4 Wireless」の本体はブラックとホワイトのカラーリングの2種類ですが、「SENNHEISER MOMENTUM 4 Wireless SE」はCopper(銅)カラーと称しているものの1種類で、カラーが異なります。
と言っても、「SENNHEISER MOMENTUM 4 Wireless SE」の本体色が全体に銅っぽい色になっているのではなく、本体のベースカラーはブラック同様で、ハウジング部分のリングのアクセント、ヘッドバンドのゼンハイザーロゴ、付属のキャリングケースのゼンハイザーロゴの3つがCopper(銅)カラーになっているのが違いです。
「SENNHEISER MOMENTUM 4 Wireless」ではハウジング部分のリングにアクセントのカラーはなく、ヘッドバンドとキャリングケースのゼンハイザーエンブレムの文字はシルバーカラーです。
上記の内容の繰り返し・まとめにもなりますが、「MOMENTUM 4 Wireless SE」をアマゾン限定販売で通常価格は59,950円程度。「MOMENTUM 4 Wireless」は2022年8月発売で、発売時の実売価格は5.5万円程度、2023年秋時点での実売価格は4.6万円程度。
「MOMENTUM 4 Wireless SE」がアマゾン限定の販路で価格が高い、「MOMENTUM 4 Wireless」は幅広い販路で購入でき、価格も安いという違いがあります。
そのほか、ヘッドホンとしての内容は共通であり同等です。
アクティブノイズキャンセリング機能を搭載したBluetoothワイヤレス接続対応のオーバーイヤー密閉型ヘッドホン。
音質、機能、装着感、デザインをすべて前モデル「MOMENTUM 3 Wireless M3AEBTXL」(2019年9月発売・発売当初の実売価格約4.8万円)から再構成したモデルです。
音質面では、42mm径ドライバーを採用し、ドライバー角度を変更することで、音場空間表現力を向上させました。また、aptX Adaptiveコーデック(最大24bit/48kHz)に対応したことで、ハイレゾ音源も高音質で楽しめます。マルチポイント接続にも対応。3.5mmステレオミニによる有線接続にも対応。
機能面では、アクティブノイズキャンセリング機能を搭載し、環境に合わせて自動でノイズキャンセリング量を調整できる機能も搭載。また、MEMSマイクによる通話品質も向上し、ボイスアシスタント機能にも対応しています。
装着感面では、293gの軽量化設計とイヤーパッド形状の改良により、長時間の使用でも快適に装着できます。
デザイン面では、シンプルかつ洗練されたデザインを採用しました。
また、バッテリー性能も向上し、ANCオン時でも最大60時間の連続再生が可能になりました。
これらの特徴から、音質、機能、装着感、デザイン、すべてにおいて高いレベルを実現したワイヤレスヘッドホンと言えるでしょう。
具体的には、以下の点がポイントと言えます。
音質:音場空間表現力と高音質を両立させた音質
機能:アクティブノイズキャンセリング機能、通話品質、ボイスアシスタント機能
装着感:軽量化とイヤーパッド形状の改良による快適な装着感
デザイン:シンプルかつ洗練されたデザイン
バッテリー性能:ANCオン時でも最大60時間の連続再生
ヘッドホンとしてはどちらも同じ性能・音質であり、それぞれを選ぶとすれば、販路の違いを認識したうえで、外観の好みで選べばよいように思われます。
見比べると、「SENNHEISER MOMENTUM 4 Wireless SE」のほうが高級で限定モデルのような見栄えな印象は受けます。もちろん、個人の感じ方にもよるでしょうが。
ただ、普段は「SENNHEISER MOMENTUM 4 Wireless SE」のほうが実売価格が1.5万円ほども高く、いくら見栄えがよくてもそれだけにこの差額を出せるという人は多くはないでしょう。
しかし、アマゾン専売である「SENNHEISER MOMENTUM 4 Wireless SE」は毎月のように開催されるアマゾンのセールにおいて割引販売されます。たとえば、2023年11月実施の「ブラックフライデーセール」においては34%引きのセールを実施。この場合、39,500円程度の価格になり、「SENNHEISER MOMENTUM 4 Wireless」の実売価格を今度は6千円程度下回り、「SENNHEISER MOMENTUM 4 Wireless SE」のほうがお得になります。
そうなると、「SENNHEISER MOMENTUM 4 Wireless」が欲しい方も、「SENNHEISER MOMENTUM 4 Wireless SE」のアマゾンでのセールを狙って買ったほうがいいかもしれません。
いずれにしても、ヘッドホンは音質の好みの個人差だけでなく、装着感の個人差も大きいので、実機を試聴して購入されることはおすすめします。
「SENNHEISER MOMENTUM 4 Wireless SE」が欲しい方は「SENNHEISER MOMENTUM 4 Wireless」の店頭実機を試用すれば、店頭販売のない「SENNHEISER MOMENTUM 4 Wireless SE」の使用感として確認できます。「SENNHEISER MOMENTUM 4 Wireless」の店頭販売を行っているお店にしてみれば残念なことですが。