中国のShanlingが完全ワイヤレスイヤホンの新モデル「MTW300」を本国で発表。海外価格は129ドル。
「MTW100」(DDタイプ/BAタイプあり)(国内実売価格約5,500円)に続くモデル。
BluetoothチップにQualcomm「QCC3040」を採用し、カーボンナノチューブ振動板を採用したダイナミックドライバーの搭載がおもな特徴。
Bluetooth 5.2に準拠し、対応プロファイル:A2DP/AVRCP/HFP/HSP/SSP/PBAP、対応コーデック:aptX/AAC/SBC。
CVC8.0技術によるクリアなハンズフリー通話、タッチ操作、IPX7防水なども装備。片耳使用もできます。
単体で最大10時間、付属充電ケースの併用で最大35時間再生が可能。
この価格でアクティブノイズキャンセリング機能もなく、「QCC3040」で使用可能なaptX AdaptiveやTrueWireless Mirroringにも対応していないという潔い仕様。
となると、相当に音質に自信があるということでしょうか。
カーボンナノチューブ振動板を採用した完全ワイヤレスイヤホンとしては日本のNUARLの「N6 Pro」があります。「N6 Pro」は1万円くらいで買えますし、音質面の評価も高く、「MTW300」は対抗できるでしょうか。
一方、「QCC3040」搭載機となるとSOUNDPEATS Sonicなど4千円台からいくつもあります。
ShanlingはaptX AdaptiveどころかLDACに対応した完全ワイヤレスイヤホンも期待したいほどのメーカーだと思いますが、あまりこのジャンルには力を入れないということでしょうか(完全ワイヤレスイヤホン+Shanling)。