Shanling UA1 小型USB-DAC/ヘッドホンアンプ

中国のShanlingは、ポータブルUSB-DAC/ヘッドホンアンプ「UA1」を11月27日より税込み実売5,720円で発売しました。

Shanling UA1 内容・特徴

USB-C接続で超コンパクトなポータブルUSB-DAC/ヘッドホンアンプで、スマホなどとの接続を想定しており、最近増えているインラインタイプのUSB-DAC製品のひとつ。外形寸法は39W✕15H✕9Dmm(ケーブル除く)、質量は約8.3g。

DACチップはESSテクノロジー社の「ES9218P」を採用し、PCM 384kHz/32bit、DSD 11.2MHzまでの再生に対応。

ShanlingはDAPやUSB-DAC内蔵のBluetoothレシーバーなど、小型高性能なポータブルオーディオ機器を多数開発しており、そのノウハウを生かした高音質がポイント。

そっらのノウハウを活かすことで。DACチップのパフォーマンスを最大限に引き出し、バックグラウンドノイズの抑制、低消費電力/低発熱、最大出力80mW(@32Ω)を実現したというのがアピールポイント。ヘッドホン端子はステレオミニ。

周波数特性は20Hz~50kHz(-0.5dB)、THD+Nは0.001%@32Ω、S/Nは119dB@32Ω、クロストークは77dB@32Ω、出力インピーダンスは<0.5Ω。

基板を覆うように導電性繊維を張り巡らせ、電磁放射やノイズを低減。地下鉄など電波干渉が著しい環境でも安心して音楽が楽しめると謳っているのも特徴。有線のデジタル接続であっても、最近の屋外の電波使用状況では音楽に何らかのノイズが加わっていることが増えているのでしょうか?その対策ということのようです。

専用アプリ「Shanling Music」が用意されており、デジタルフィルター、イコライザー、ゲインコントロール、チャンネルバランス等を調節できるようになっています。

似たような製品は中国メーカーを中心にいくつかあります

似たような製品は中国メーカーを中心にいくつかありますが、6千円前後の価格と「DACアンプケーブル」と言えるような小型・軽量という範疇では、DC03、DC04など、iBasso Audioの製品がまず挙げられます。スペック、性能、音質、アプリの用意などの点でiBasso Audioは他社をリードしていると言われていますが、このShanlingの製品はiBassoにも十分対抗しうる製品のように感じます。

このジャンルの製品はあまり何台も用意して聴き比べるといった類の製品ではないでしょうから、聴き比べは難しくとも、ネット上などでのそれぞれのレビュー・感想を見比べて見極める必要があるでしょうか(インラインUSB-DAC/ポタアン+Shanling)。

Shanling UA1 レビュー・感想など(ツイッター)

Shanling UA1 レビュー・感想を参照(アマゾン)

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